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体験談(約 46 分で読了)

Yとユウコと高校時代⑪「せんぱい!」(1/4ページ目)

投稿:2020-10-28 01:12:22

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本文(1/4ページ目)

名無しのおじさん◆IoFERTI(40代)
最初の話

多数のコメントと、続編希望を頂き、誠にありがとうございます。また、長きに亘り、私「Y」と「カオリ」の話をお読み頂き、心より感謝いたします。今回からは、私が転校した先の中学校時代や、高校時代、大学生時代の話や、日常のエロのお話を出来ればと思っております。恋人とのリセット期間中の事と…

前回の話

この度は私の話をお読み頂き、また、多数のコメントと、続編希望を頂きました事を心より感謝致します。私の中学校時代、高校時代、大学時代の話や、日常のエロのお話を書かせて頂いております。一応は時系列で進行してますが、文中にて時代背景が前後する事がありますので予めご容赦願いたいと思います。…

この度は私の話をお読み頂き、また、多数のコメントと、続編希望を頂きました事を心より感謝致します。

私の中学校時代、高校時代、大学時代の話や、日常のエロのお話を書かせて頂いております。

一応は時系列で進行しておりますが、文中にて時代背景が前後する場合がございますので、予めご容赦願いたいと思います。

高校時代編の11話目。高校時代の私は結構真面目(笑)然程エロエピソードが無く、お楽しみ頂けてるか一抹の不安は有りますが・・・。

さて、前回は高2の新学期開始からお話がスタートしました。全然エロ要素が無くて続編希望を頂けないかと思っておりました。

この高2時代と言うのは、私とユウコの関係を引き裂く様な出来事が起き続けます。振り返ると暗黒期だった様な気がします。

ラッキーでもあり、アンラッキーでもあり、最高だったり、最低だったり。思い返すと何とも言えない気分になります。

今回は前話からの続き・・・と言うのか、6月24日の朝の場面から長文の物語がスタートします。

可愛い後輩からの誘惑?恋人との約束破りと禁断の行為、そして・・・なんて言う、どーでも良いお話です(笑)

-------本編--------

6月24日。この日は前日の雨が続いていて、朝も結構な降り具合。日中は曇る事が有ったけど降ったり止んだりの天気だった。

今日はユウコと一緒に過ごせる水曜日だったけれど、本日のユウコは放課後に女子友と楽譜を買いに街へ行くらしく、私と一緒に過ごすのはNGだった。

雨天時の登校はユウコ家の車に相乗りさせて貰うのが常でしたけど、この日は学校終わりにバスに乗って街に出ると言うのでユウコのみが車登校だった。

私は雨合羽を着て一人でチャリ登校。最近のユウコは放課後に予定有で車通学が多い。仕方ないとは言え多少の寂しさは有る。ユウコの予定と雨天が憎い。

この時期の合羽チャリ通は辛い。通気性が良い合羽と言えども、汗を掻けば内部は蒸れて濡れてしまう。ブラウスが濡れてブラ紐が透けた女子の姿は萌えます。

駐輪場の屋根筋交に濡れた合羽を掛けて干したり、自分のチャリに引っ掛けて干して乾かすんですが、晴れてりゃ良いけど今日は曇天、ジメジメである。

偏頭痛持ちの私は雨天が苦手である。低いテンションのまま、恙無く本日の授業を終えた放課後。帰り支度をしていた私にユウコが声を掛けて来た。

ユウコ:「Y?今日もごめんね。Yと一緒に居たかったけど、女子友との約束を先に入れちゃってたから・・・。」

私:「ん?ああ、良いよ良いよ!今日はこんな天気で頭も痛いし、のんびり過ごすよ!買い物、気を付けて行くんだぞ!」

ユウコ:「うん!ありがとう!今日の埋め合わせは必ずするからね!Yも気を付けて帰ってね!」

私:「うん、ありがと!今ん所、雨も止んでるし、濡れた合羽をまた着て帰る事は無さそうだ(笑)」

ユウコ:「ふふっ!この時期の合羽は蒸れるし、嫌だもんね!あっ!Y?ちょっと・・・。」

私:「ん??」

ユウコ:「最近エッチしてないし、今度ゆっくりエッチしようね♡」と、小声で耳打ちして、チュッ!と頬にキスしてきた。

私:「う・・・うん(照)」

ユウコ:「じゃあね!今日も夜に電話するね!」にっこりと微笑んで、私に手を振りながら教室を出て行った。間近で感じるユウコの匂いは久々だった。

教室にはクラスメイトがまだ多く居たけれど、幸いにも目撃者が居なかったのでホッとしたのは内緒です。私の側に居たカズエちゃんだけは別だけど・・・。

カズエ:「まったく!教室でほっぺにチュー!するなっての!」

私:「ははは・・・。オレもびっくりした(笑)」

カズエ:「そんな事をしてるから、カオリちゃんが二人に妬くんだよ!」

私:「だよな(笑)でも、ほっぺにチュー!は嬉しいもんだよ!ちょっと恥ずかしいけどね。」

カズエ:「ふーん・・・。じゃあ、私もしてあげよっか?(笑)」

私:「え?あー・・・。じゃあ・・・こっち?(ユウコにされた方の逆の頬を指差す)」

カズエ:「じゃあ、目、瞑って!恥ずかしいから・・・。」

私:「ん?うん・・・(目を瞑る)・・・(ペチッ!)痛て!」

カズエ:「ふっふっふ!私のデコピン!(笑)」

私:「あのなぁ・・・。」

カズエ:「教室内でチュー!すると本気で思った?私はまだ神の子よ!(お祈りのポーズ)」

私:「冗談だって解ってたよ!だからって、デコピンするなよ!」

カズエ:「(ΦωΦ)ふっふっふ・・・(笑)」

今月に入ってからカズエ母との脱会攻防戦を開始したカズエちゃん。世の子に戻る為に自身を慣らす為なのか、私にボディタッチをする事が多くなってきた。

信仰者同士でも気安く異性に触れるのは良くない事と教えを受け、握手すら出来ないでいたカズエちゃんにしてみれば、僅かな期間でもかなりの進化である。

確かにユウコが言う通り、GWの小旅行以来エッチはご無沙汰だった。仲良くなった女子友とユウコが行動を共にする様になった、と言うのも有るけれど。

ユウコとカオリちゃんとのゴタゴタを解消するべくお互いに少し距離を置き、ユウコはレッスン日を増やし、私は継続していたバイトに精を出していた。

リセットした時に妻のカオリが言っていた「やりたい事が有る時は・・・」である。倦怠期感は有ったけど、心ではユウコとしっかり繋がってると思ってた。

でも、例え二人に係わる障害を防ぐ為であっても、恋人同士は決して離れてはいけない。この時から我々二人に起こる出来事は、それが大いに関係してた。

カズエちゃんとバカ話をしながら駐輪場へと向かう。こうやって男と気軽に話す事でさえ今まで出来ずに居たんだから、信仰の自由と言っても辛い事だと思う。

帰る前に駐輪場でカズエちゃんと話し続けた。本日のカズエちゃんの油断パンチラは純白のコットンショーツ。生地が少し厚めな感じのロリパンっぽかった。

スカートの中は薄暗いので、ハッキリクッキリと言う訳では無いけれど、割れ目筋に沿ってクロッチ生地から染み出した黄色いオシッコ染みが確認出来た。

普段、カズエちゃんのパンチラを見ても、目の保養程度で愚息が反応する事は無いけれど、今日のパンチラはエロさを感じて少しムラムラする感が有った。

カズエ:「さーて!そろそろ帰ろうかな?」

私:「だね!雨がまた降り出しそうだけど、ウチに着くまで大丈夫かな?」

カズエ:「うーん・・・。ま、降ったら降ったで諦めよ!私は取り敢えず上だけ羽織って行くけどね!」

私:「オレのはまだ濡れてるからこのまま行くわ(笑)帰り道、気を付けてな!」

カズエ:「うん!珍苗字くんも!また明日ね!バイバイ!」

今にも雨が降ってきそうだったけど、まだ内部が乾かぬ雨合羽を着るのも嫌でそのまま走り出した。

案の定、帰路の途中で雨が降り出して私はずぶ濡れ。道中は雨宿りをする場所も無いのでひたすらチャリを漕ぐ。

この角を曲がれば間もなく我が家へ到着!・・・と思った時に、少し遠くから私の名を呼ぶ声が聞こえた。

女子:「珍苗字せんぱーい!待ってくださーい!!」

誰だ?と思って振り返り、声がする方を見る。私と同じ様に途中で雨に打たれ、ずぶ濡れで自転車を漕ぐ女子の姿。

立ち止まっていた私の隣に自転車が止まった。それは後輩のカズミちゃんでした。

カズミ「せーんぱい!漕ぐの早いですよー!やーっと追いついた!」

私:「カズミちゃん!?なんだ、びしょ濡れじゃねーか!合羽は??」

カズミ:「朝に着たのがまだ濡れてて着たくなくて!学校出る時は雨止んでたし、大丈夫かな?って思ったら!もう最悪!!」

私:「あはは!オレも同じだよ!ここまで濡れたら諦めよう!もう直ぐウチだから!そこまではガンバレ!(笑)」

カズミ:「はい!(笑)」

雨に濡れて嫌なはずなのに、ちょっと楽しくなってテンションが上がっちゃうのは若いからなんでしょうかねぇ??

取り敢えず我が家に到着し、カズミちゃんをカーポートに避難させた。艶々で綺麗な直毛黒髪お下げも濡れてしょんぼりしてる。

お互いのYシャツにブラウス、制服ズボンとスカートもびしょ濡れ。カズミちゃんのスカートの裾からは雫がポタポタ落ちてる。

カズミちゃんの濡れたブラウス越しに薄手のキャミとブラが透けて見える。薄いブルーのギンガムチェック、可愛いブラだった。

ちょっと目のやり場には困るけど、こんなずぶ濡れの状況下では目の保養どころか、ムラムラの火種も着火出来ません(笑)

カズミ:「あーん!もう!びっしょびしょ!スカート干してアイロン掛けなきゃ!面倒臭ーい!」

私:「オレは替えズボンが有るからまだ良いけど、コレはクリーニングに出すかぁ・・・。」

カズミ:「私も予備のスカート買おうかな??また濡れたらイヤだもん!」

私:「予備は買っといた方が良いぞ!雨降りのチャリ通は合羽着てても濡れるしイヤだぞ!」

カズミ:「ですよね~!ここ(住まい集落)から高校方面に行くバスが有れば良いのになぁ~!」

私:「それが有ればねぇ・・・。オレは既に1年チャリ通体験したよ!カズミちゃんもSE高の洗礼受けたな(笑)」

カズミ:「嫌な洗礼!(笑)あー、濡れたから寒くなってきた!先輩?トイレ貸して貰う事って出来ませんか?」

私:「トイレ??カズミちゃん、家まであと少しだろ?我慢出来ないのか??」

カズミ:「ええ~!お願いしますよ~!家に着くまでガマン出来ないです!」

ちょっとモジモジするカズミちゃん。カズミちゃん宅まではあと数分の距離だけど、大きい方だったら大変だ。

私:「それならしょうがないな・・・。玄関まで走れるか??一応、荷物持って来なよ!」

カズミ:「はい!多分・・・走れます!」

カーポートから玄関までは4~5メートルって感じだけど、また濡れるよりはマシだと思ったんですよね。それが裏目に・・・。

私:「行くぞ!それっ!!」

カズミ:「はい!・・・あっ!ああっ!ダメ!だめぇ・・・(泣)」

プショワワワ~!って感じの音が、雨音に混じって聞こえた。

「え!?」っと思ってカズミちゃんを見ると、途中で立ち止まり、内股になって身震いをしながら雨を受けて立ち竦んでいた。

私:「カズミちゃん??早くおいでよ!」

カズミ:「・・・行けません・・・。漏れちゃった・・・。もう、やだぁ・・・(涙)」真っ赤な顔をして今にも泣きだしそう。

私:「え・・・。漏らし・・・??」

カズミ:「う・・・うう・・・(泣)」やっぱり泣き出したカズミちゃん。

下半身に目を移すと、スカートの中から無数の水滴が零れ落ち、両脚を伝った液体がカズミちゃんの白いスクールソックスを薄い黄色に染めた。

トイレ拝借は冗談では無く、カズミちゃん、おしっこ限界だったんでしょうねぇ・・・。悪い事をしちゃったなぁ・・・なんて気持ちが沸き起こる。

我ら男子と違って、女子は体の構造上おしっこを長時間我慢できない。通常は閉じてる秘部だけど、走ったりして動かすと秘部は開いてしまいます。

ダムの崩壊と同じ様に切っ掛けが加わると一気に漏れ出してしまうので、女子と行動を共にする際はトイレ休憩を細目に取ってあげましょう。

私:「カズミちゃん??・・・雨に濡れちゃうし、取り敢えずこっちにおいで!」

カズミ:「やだ!(泣)恥ずかしいもん!」

私:「恥ずかしいだろうけど、仕方ないよ!風邪引くからこっちにおいでって!」

カズミ:「いえ・・・このまま帰ります・・・。お漏らししてごめんなさい・・・(泣)」

私:「はぁ・・・。ちょっと待って。帰るなら傘、貸してあげるから。自転車は置いてって良いよ。」

カズミ:「・・・。(コクンと頷く)」

私は玄関から傘を持って来てカズミちゃんに手渡した。それを受け取るカズミちゃん。恥ずかしそうな顔をして項垂れる姿が可愛らしかった。

中2時代にちょっと好きになった子では有ったけれど、私の今の感情は「LOVE」では無く「LIKE」の方。可愛い後輩、妹みたいな感覚だった。

私:「傘、返すのいつでも良いから!・・・でも、お漏らししたまま帰るのか?そのままじゃ気持ち悪いだろ?妹ので良ければ着替え貸すし・・・。」

カズミ:「・・・。(恥ずかしそうにコクンと頷く)」

私:「はぁ・・・。じゃあ、おいで!」

カズミちゃんは素直に私の後を付いて来た。玄関に入るとびっしょり濡れたチヒロの学校指定スニーカーが有った。既に帰宅してる様です。

私:「取り敢えず、靴下脱いで待ってて!ローファーだから水洗いする訳にもいかないし、あとで拭いてあげるから。」

カズミ:「・・・。(恥ずかしそうにコクンと頷く)」カズミちゃんはローファーを足から外し、もぞもぞと靴下を脱ぎ始めた。

風呂場から洗い替えのバスタオルを持って来てカズミちゃんに手渡す。もそもそと髪の毛を拭くカズミちゃん。少し不貞腐れた表情が可愛い。

私:「元はユウコん家だから、カズミちゃん、この家の風呂場の場所は解かるよね?」

コクンと頷くカズミちゃん。足を拭いた後「おじゃまします」とテンションの低い声を出し、脱いだ靴下を手に持って風呂場に向かって行った。

私は2階へ上がり、自室から洗い替えのスウェットを持ち、次はチヒロの部屋に向かう。ノックをすると「んー?」とチヒロの返事が聞こえた。

私:「チヒロ?兄ちゃんだけど、部屋に入って良いか?」

チヒロ:「いいよー。」

扉を開けて妹の部屋に入る。中学に入って早3ヶ月。ぬいぐるみだらけだった妹の部屋。多少片付けたのか案外スッキリとしていた。

チヒロ:「なに?やーだ!お兄ちゃん!びしょ濡れじゃない!早く着替えなよー!」

私:「ああ、着替えるけど、その前に、お前のパンツくれないか?」

チヒロ:「は?パンツ??なんでお兄ちゃんに私のパンツをあげなきゃ無いの??変態は入ってこないで!(怒)」

私:「いや、そうじゃ無くて!・・・痛って!教科書投げてくんな!」

チヒロ:「変態は早く出てけ!(怒)」

私:「痛って!物を投げるな!チヒロ!お前なぁ!!痛てぇ!!先ずは話を聞け!!!」

------兄妹ケンカ中・しばらくおまちください------

チヒロ:「・・・で、いったい何なの??(怒)」

私:「後輩の女子がトイレ借りに来たのは良いんだけど、間に合わなくて漏らしちゃったんだよ。着替えも無いし、お前のパンツを貸して欲しいんだよ・・・。」

チヒロ:「だったら最初からそう言えば良いじゃない!なーにが【お前のパンツくれ!】よ!まったく・・・(呆)」

私:「・・・ゴメン。」言葉足らずの私の悪い癖である。今でも家族から怒られたり、誤解を招く事が有ります・・・(反省)

呆れた顔をしながらも、タンスの引き出しを開けて品定めする妹。どうやらタンスの下から3段目が下着入れの様です。(..)φメモメモ←オイ

チヒロ:「はい!この2枚、どっちでも良いよ。」

私:「サンキュ!取り敢えず2枚預かるわ。あれ?まだ新しいんじゃないのか?良いのか?」

手渡されたのは生地が厚めで、お尻にプリントが入った白のコットンロリパンツだった。小学生時代の物だろう。干された洗濯物で見覚えが有る。

チヒロ:「うん。これ子供っぽいし、もう穿かないから!(笑)別に要らないし、返さなくて良いよ。」

私:「解かった。ありがとな!」

チヒロ:「ねぇ?お兄ちゃん?漏らした人ってさ、まさかユウコお姉ちゃんじゃないよね?」

私:「違うよ(笑)今日はユウコとは別行動だよ!ウチの裏の・・・カズミちゃんだよ。お前も知ってるだろ?」

チヒロ:「あー!知ってる。カズミちゃんがお漏らししたんだ(笑)なんか笑っちゃう!」

私:「人の恥は笑うもんじゃないよ!取り敢えず、パンツありがとな!」

チヒロ:「うん。あ、あとでお兄ちゃんの部屋に連れて来るの?」

私:「ん?どうだろう?なんで?」

チヒロ:「お兄ちゃんの部屋でエッチな事しないでよ!(笑)」

私:「しねぇーよ!カズミちゃんとは何でも無いし、それに・・・そんな事したらユウコに殺される・・・。」

チヒロ:「最近、ユウコお姉ちゃん遊びに来ないよね!お兄ちゃんフラれたのかと思ってたよ(笑)」

私:「ふんっ!そんなんじゃないけど・・・。お前には関係ないだろ!パンツ、ありがとな!」

チヒロ:「・・・うん。」

風呂場へ向かうと、秘部や脚を洗い終えたと思しきカズミちゃんが、制服姿のまま脱衣所で大人しく待ってた。

手洗いしたと思しきスクールソックスと、薄いブルーのショーツを小さく丸めて隠す様にして手に持っていた。

ショーツを手に持ってるという事は、今はノーパン??イヤイヤ、想像するのは止めよう。自分に言い聞かせる。

私:「あ、流し終わった?」

カズミ:「・・・はい(恥)」

私:「一応、オレのスウェット持ってきたけど、着替えるなら使って。」

私:「あとコレ・・・妹のだけど穿ければ・・・。2枚有るから好きな方・・・。」

カズミ:「すいません・・・(恥)」

私:「あ、返さなくて良いって言ってたから・・・。ウチ帰って着替えたら捨てて・・・。」

カズミ:「・・・はい。」

私:「オレ、カズミちゃんの靴を拭いとくから、着替えるなら着替えちゃって!」

カズミ:「はい・・・すいません・・・。」

脱衣所の扉を閉めると、スカートのファスナーを下ろす音が聞こえた。濡れた制服を持って帰るとしたらビニール袋は必要か。用意しとこう。

取り敢えず、軽く絞ったタオルでカズミちゃんのローファーを拭く。22.5㎝なんて可愛いサイズ。身長は150㎝以下位だから平均的な足の大きさ?

靴の中は雨濡れなのか、オシッコ濡れなのかは判らない様な感じだけど、ちゃんと水拭きしておけば大丈夫でしょう。後は乾かせば・・・。

気付くと手渡したスウェットに着替えたカズミちゃんが私の後ろに立っていた。バツが悪そうにしてたけど、お粗相は誰でも有る事である。

カズミ:「せんぱい?・・・靴まで拭いて貰ってすいませんでした・・・。」

私:「ん?ああ、気にすんなって!あ、どうする?帰るか?それとも温かいお茶でも飲んで少し休んでくか?」

カズミ:「・・・(微笑)じゃあ・・・お言葉に甘えて・・・。身体・・・冷えちゃったみたいで寒くて・・・。」

私:「ん。分かった。オレの部屋、解かるよね?制服とか荷物持って部屋に行ってて!お茶入れて行くから。」

カズミ:「・・・はい。ありがとうございます。」

カズミちゃんは脱衣所へ戻り、脱いだ制服や荷物を持って2階に上がって行き、私はお湯を沸かして熱いお茶を3人分用意した。

お茶の一つはチヒロに差し入れ。「番茶?」と嫌がる素振りをしてたけど、兄貴の珍しい行いにちょっと嬉しそうな顔をしてた。

自室に入るとカズミちゃんは部屋を見渡していた。3年振りに入る私の部屋。元はユウコの部屋でもあるし、懐かしかったんでしょうね。

私:「はいよ~!お茶、お待たせ!番茶で良かったか?熱いから火傷するなよ!」

カズミ:「あ!はい!ありがとうございます!」

私:「あとコレ。エアコン点けるから、この辺、風当たるしハンガーに掛けて干しときな!帰るまでに多少は乾くだろ?」

カズミ:「はい!すいません!」

カズミちゃんは白キャミとブラウス、スカートをそれぞれハンガーに掛けて、壁のフックに吊るした。部屋の壁に女子の制服、良い絵面です。

私:「あとビニール袋を持って来たよ。濡れた靴下とか入れれば?」

カズミ:「あ・・・はい(恥)」

カズミちゃんはカバンに突っ込んだ濡れた靴下とショーツを取り出し、ショーツを靴下で包んで隠す様にして袋に入れ、再度カバンに戻した。

私:「オレも着替えるからさ!お茶飲んで待っててよ!」

カズミ:「はい!いただきまーす!熱っつ!(笑)」

カズミちゃんは女の子座りでちょこんと床に座り、ふー!ふー!しながらお茶を啜り出した。目の前で着替える訳も行かんので、私は着替えを持って廊下へ。

廊下でゴソゴソやってると、妹の部屋の扉がそーっと開いた。兄の部屋に連れ込んだカズミちゃんの様子に聞き耳でも立てようと思ったのか??

チヒロ:「うわっ!お兄ちゃん??どこで着替えてんのよ!」

私:「ん??カズミちゃんが部屋に居るからしょうがないだろ!お前こそどうした??」

チヒロ:「べ・・・別に!あ!私の部屋、エアコン点けて制服干してたから、お兄ちゃんのズボンも干すなら干して良いよ。」

私:「あ、サンキュ!じゃあ、ズボン頼むわ・・・。」脱いだズボンを妹に手渡す。

チヒロ:「あと、シャツとか脱いだのよこして!私のも有るし、一緒に洗濯しちゃうから。」

私:「悪いな・・・。よろしく。」

チヒロ:「うん。・・・あ、お兄ちゃん?」

私:「ん??」

チヒロ:「私、後は下で宿題やってるから、カズミちゃんとエッチしても良いよ(笑)」

私:「バーカ!しねーよ!宿題やって、アニメの再放送でも大人しく観てろ!・・・ったく(呆)」

ニヤッと笑った妹は、洗濯物を持って下に降りて行った。中1女子、多少は性事に興味が湧く年頃か?この兄在りて、妹在りか(笑)

取り敢えず、寝巻代わりのスウェットに着替えて部屋に入ると、カズミちゃんはお茶を啜りながら部屋を見渡していた。

カズミ:「先輩の部屋、久し振りに入ったなぁ・・・。家具の配置、変わりましたよね!」

私:「うん。あれからだと・・・ピアノが入ったからね!模様替えはしたよ。」

カズミ:「このピアノって、もしかしてユウちゃんのですよね?」

私:「うん、そうだよ。良く解ったね?中学の時にユウコから貰ったんだよ。」

カズミ:「ピアノの脚に貼ってあるジャイアンのシール、小学生の時に私が悪戯して貼ったヤツだったんで!」

私:「あ、そうなんだ。なんで貼ってあるんだろう?って思ってたけど、粘着力が強くて剥せなくて、そのままだよ。」

私:「でも、なんでジャイアン?ピアノにシール貼って、ユウコのヤツ怒ったろ??(笑)」

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