【現在31,719話】月間280万人が訪れるアダルト体験談・官能小説投稿サイトです。投稿した体験談や小説が高評価を受けると広告が非表示になります。エチケンにあなたの体験や妄想を投稿してみませんか?

Tips(広告を非表示にする方法)

投稿特典
体験談や小説を投稿して一定の評価を獲得すると一定期間広告が非表示になります。
詳細はこちら


その他に広告非表示にする方法はこちらをご確認ください。

今日の人気記事(他サイト)

体験談・小説メニュー

今日の人気記事(他サイト)

体験談(約 5 分で読了)

ある新妻の選択(初仕事)

投稿:2020-10-03 13:03:58

人 が閲覧中

あとで読む

この話のシリーズ一覧

本文の設定

本文の文字の太さ

本文の文字色

文字サイズ

人物名の置き換え(複数指定可:空白かコンマ区切り)

使用例:登場人物を自分の名前と好きな人の名前にする

置き換えの例1:僕,おれ,直樹→田中

置き換えの例2:沙織,さおり→美佳

置き換えの例3:Aさん→直子(英小文字は不可)

置き換える名前は複数指定できます。空白かコンマで区切ってください

※英字は半角で入力すること

※2022年04月19日:不具合を修正しました。

リセット
置き換え

本文

さるまた◆Mzl2RSI

「行くのかい?」

病室のベッドの上で荘一郎は妻に聞いた。

あの日の翌日、響子は夫の入院に必要な手続きを全て終わらせ

夕方まで病室で付き添っていたのだが

時計が五時を指すと話を切り上げて立ち上がった。

「早く行かなきゃ…初日から遅刻じゃクビになっちゃう」

彼女は笑いながら荷物をまとめると同室の入院患者へ会釈し病室を出る。

「いゃ~奥さん、良い女だねぇ!」

隣のベッドの男が、まだ響子がエレベーターを待ち廊下に居るだろうタイミングで大声を出す。

「いや、はははっ…」

荘一郎は適当に返しながらベッドに座り直すと妻が働きに出た街を病棟の窓から眺めた。

冬を間近に控えた灰色の空、30分とかからず陽は落ち

街の灯りが、それに代わった。

「は~い、カーテン閉めっからさぁ」

赤く染めた頭をボリボリ掻きながら看護婦が部屋に入って来た。

看護婦よりキャバレー辺りが似合いそうな女だった。

「明美ちゃ~ん」

隣の男が、カーテンを閉めようとしている看護婦の尻を撫でる。

明美と呼ばれた看護婦は悲鳴1つ上げず、面倒そうに男の手を振り払うと

カーテンを全て閉めて出て行った。

カーテンが閉まった後、荘一郎の視界に映る物は安物のプラスチックで出来たコップと錆ついたヒーター

後は消毒薬の匂いが漂う空気だけだった。

「こんばんは…」

事務所の薄汚れた鉄製のドアを開けると

伊井岡が1人、机に座って帳面をつけていた。

「おおっ!もう来たのかい!?」

伊井岡は壁の時計を見るが時計は五時半を回った所だった。

「店の開店は2時間も後だぜ」

彼は苦笑いの後立ち上がり響子に歩みよると、その肩を抱いてソファーへ連れて行った。

「あの…迷惑だったでしょうか…?」

「迷惑なもんかよ!他所へ行かないでくれて嬉しかったぜ!」

伊井岡はインスタントのコーヒーを淹れると響子にすすめた。

「とりま、オメーは一番最後に演ってもらうわ」

伊井岡は響子の前に座ると予定表を指でさす。

19:40開店

20:00~20:30こず枝

20:40~21:10明日奈

21:20~21:50佐代子

と、予定表にはあり響子の前に三人が踊るようだ。

伊井岡は

22:00~22:30の空欄に「響子」とサインペンで書き込んだ。

「ま、脱いでオナニーしてくれりゃ文句は無ぇ」

伊井岡は安物のタバコに火を点けると胸一杯に吸い込んだ。

「で、オメーの芸名っつーか…どーするよ?」

「芸名…ですか?」

響子はコーヒーカップを抱えたままキョトンとした顔で伊井岡を見た。

「そら、オメーだって身バレは困るんじゃねーかよ?」

「いえ、私…他所から来た人間ですから…」

「そうかい?なら、響子ちゃんで紹介するぜ?」

伊井岡は立ち上がるとロッカーから段ボール箱を引っ張り出しテーブルに置いた。

「これは、ウチの制服だからよ」

中身は衣料のようだ。

「店の前、掃いて来るからよ!戻る前に着替えて見せてくれや」

「見せるんですか!?」

「たりめーだろ!フリーサイズじゃねーんだ!着れねーかもだろ!」

伊井岡は彼女を残して事務所を出て行った。

箱の中身はクリーム色のボーラ帽

制服然としたピンク色のスーツ、同色のベスト…

バスガイドの制服でも利用したのだろうかと響子は思った。

バスガイドとの違いは、ブラウスは襟元と袖口しか無くカフスボタンとリボンで留めて終わり。

後はスカートが見当たらない辺りだろうか…。

白いガーターベルトと紐でサイドを結ぶパンティ、胸を上げるだけのブラ…

底には白いパンプスが入っていた。

真っ暗な空間が響子の前に広がっている。

「今夜のラストは期待の新人響子ちゃん!」

伊井岡のアナウンスと共に扇情的な音楽が鳴り響く。

「今年、夫に先立たれた未亡人!21歳の若妻のオナニーを堪能してくれやぁ!」

「え…何を言って…?」

いきなり未亡人と言われて響子は動揺したが、間髪いれずスポットライトが黒を引き裂き

未亡人響子の半裸を男どもの前に晒した。

スポットライトの光は一本道を照らし踊り台に響子を誘う。

「姉ちゃん!はよパンツ脱げや!」

「よお!旦那とは何発やったんだ!?」

場内は新人の響子をからかうヤジが飛ぶ。

「あの娘、固まっちゃうんじゃないの?」

アナウンス室から劇場を覗く伊井岡の背後で

ベテランの踊り子である佐代子が声をかけた。

「そうなったら、すまねーがレズビアンショーで頼むわ」

新人が固まってしまう事は良くある話だ。

客もハプニングを起こす事で、レズビアンショー等のサービスを期待しているのだろう。

「姉ちゃん!俺のオナホになるかよ!?」

労務者だろう男が響子に叫んだ。

響子は腰の紐を片側だけほどくとハラリと恥丘を覆う申し訳程度の三角形の布が股の下にぶら下がる。

黒々とした陰毛と白い尻が露になり歓声があがった。

響子は舞台に腰を降ろし正座する。

「響子と申します、初めてですので至らぬ点はありますが…一生懸命オナニーさせていただきますね」

そう言って深々と頭を下げたあと、彼女は客席に向けて脚を開いた。

ヌラヌラとした液体が桜色の割れ目から滴る。

響子は右手を股ぐらに入れ陰毛を掻き分けると人差し指と中指を割れ目の奥に滑り込ませた。

「お客様、私…人前では水着姿でも脚なんて開いた事なかったんです…」

「明美ちゃん…良いよ…」

消灯後、しばらくして看護婦が検温に廻って来た。

例の赤い髪の看護婦だ。

同部屋の1人の検温を始めるや、ベッド周りのカーテンを閉める。

じきにジュポジュポと言う音が病室に響き始めた。

4人部屋だが、看護婦は2人目のベッドからも同じ音を響かせ

今は隣の三人目で同じ音を響かせている。

「いや~明美ちゃんみたいな娘居てくれて助かったよ」

2人目までは少し離れていたので何を話しているか聞き取れなかったが

さすがに隣では感の鈍い荘一郎にも何が起きてるのかハッキリと分かる。

数分後、明美は荘一郎のベッドに腰をかけた。

「どーする?口で五千、本番なら二枚だけど…?」

「結構だ…!」

荘一郎は憮然とした顔で横を向いた。

「あー綺麗な奥さん居るもんねぇ~」

明美はポケットからタバコを取り出すと病室などお構い無しに火を点けた。

「採精室、なんなら使えるようにしてあげよっか?」

「採精室?」

「ほら、精液を採取する部屋」

明美は右手をシコシコと動かす。

「普通は部屋にあるエロ本で抜くんだけど、奥さんが居るなら奥さんに抜いてもらうのもアリだからさ~」

明美は病院で、あろうことか日中に響子とセックス出来る算段を付けてやると荘一郎に提案して来たのだった。

「アタシと仲良くなって損は無いよ~」

パシーン!!

と、事務所に平手打ちの音が響く。

「ってぇなぁ…」

伊井岡は赤くなった頬をおさえた。

「なんで、あんな事を言うんですか!」

閉店し客もスタッフも帰宅した劇場バニーの事務所で

響子は伊井岡に猛烈な抗議をしていた。

「夫は…大変な病気なのに…未亡人だなんて…!」

彼女の瞳から大粒の涙が溢れる。

「そら、オメーが本名で出るからよ…俺なりに身バレしねぇ様に気を回したんだがよ。。」

伊井岡は嗚咽する響子の肩を抱く

「すまねぇ…考えが足りなかったわ」

「伊井岡さんは…私の事を考えて…?」

確かに病の夫を抱えて未亡人を名乗る妻は居るまい

「そうだが、結果的には失敗しちまった…悪かったな」

伊井岡は響子をソファーに座らせると事務所の冷蔵庫を漁った。

「ビールでも飲むかい?」

夏に飲み忘れた缶ビールを2つ取り出す。

「すみません…私…」

「いんだよ、気にすんねぇ」

暫くの沈黙の後、響子は手渡されたビールを一気に飲み干した。

「伊井岡さん!私、未亡人を名乗ります!未亡人響子で良いです!!」

「おっ…おお…」

響子は2つ目の缶ビールを開けるや飲み干し更に続ける。

「明日から喪服で踊ります!喪服…持って来ますから!」

響子は胸をドンと叩く、途端に彼女はグラリと傾き

ソファーに転がってしまった。

「分かった今日はもう帰るぞ!」

酔っ払った響子を抱えるがグッタリした彼女はソファーに根を張ったように動かない。

「やれやれだわ…」

この話の続き

響子自身、まさか結婚から2年後にストリップをアルバイトに選ぶとは夢にも思ってはなかった。どちらかと言うなら清純だったはずだ。高校は女子高で夫と出会うまで男に体を許した事はない。友人達と市営プールへ行った時も、たとえ水着であれ人前で脚を開くような事はなかった。夫とは見合いで結婚、10歳離れた女子高の教…

-終わり-
次ページが反応しなかったりボタン自体が無い場合は、ご使用されているブラウザのキャッシュを削除してください。
※特典やお気に入りが消えるので、削除前にマイページURLのブックマークをお願いします。
投稿から3年が経過したため、投票ボタンは無効です。
抜ける・濡れた
投票:3人
いいね
投票:5人
文章が上手
投票:3人
続編希望
投票:26人
お気に入り
投票:9人
名作
投票:0人
この話はオススメですか?
はい
非公開
いいえ
非公開

※この投票比率は「殿堂入り」や「お勧めタグ」の条件に使用します。

作者のモチベーションに繋がりますので投票お願いします
※続編希望のポイントは人気ランキングには反映されません。
※次作投稿に必要な続編ポイントはなくなりました。
この記事の解析グラフを見る
合計:46ポイント
  • 昨日
  • 週間
  • 月間
  • 年間
  • 全期間
  • 0回
  • 0回
  • 0回
  • 105回
  • 1,207回
  • 0位
  • 0位
  • 0位
  • 15,564位
  • 14,295位
  • 昨日
  • 週間
  • 月間
  • 年間
  • 全期間
  • 0Pt
  • 0Pt
  • 0Pt
  • 1Pt
  • -Pt
  • 0位
  • 0位
  • 0位
  • 16,351位
  • -位
※31734記事中
【アンケート】エッチな体験談の読みたいジャンルを教えてください

投稿される方の参考になるかもしれません。

作品のイメージ画像設定

作品本文のTOPに表示されます。
設定する作者の方が増えてきたら新着リストのサムネイル画像としても利用予定です。
画像をアップロード

話の感想(1件)

※コメントの上限:1万件

解析グラフ

アクセスの解析データを見る
※表示に時間がかかる場合があります
※表示のエラーを修正しました。
(2020年05月28日)

体験談やHな話を募集中!

エチケンでは体験談やエッチな話を随時募集しています! 1日に10万人が訪れる当サイトにあなたの話を掲載してみませんか? 皆様のエッチな投稿を心よりお待ちしております!


※レイプや痴漢など、犯罪に関わる内容は創作のみ可。

通報フォーム

理由[必須]