体験談(約 27 分で読了)
【名作】ある日、お気に入りだった風俗嬢がボクの勤める会社に派遣としてやってきた(3/4ページ目)
投稿:2015-10-02 02:55:45
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人物名の置き換え(複数指定可:空白かコンマ区切り)
使用例:登場人物を自分の名前と好きな人の名前にする
置き換えの例1:僕,おれ,直樹→田中
置き換えの例2:沙織,さおり→美佳
置き換えの例3:Aさん→直子(英小文字は不可)
置き換える名前は複数指定できます。空白かコンマで区切ってください
※英字は半角で入力すること
※2022年04月19日:不具合を修正しました。
本文(3/4ページ目)
倉木さんは、みんなの机を拭いた後、パソコンで何かをチェックして、独楽鼠のように何かの書類の印刷を済ませると、教育係の先輩の机に置いていた。
由紀は、立場が同じ派遣さんの高倉さんと仲良しで、通勤の時間帯が同じなのか、一緒に出社してくることが多かった。
「高倉さんって、美人だよね」
台所に立って夕飯の用意をしている由紀に話しかけると、由紀はエプロンで手を拭きながら、大げさなほどに強く同意した。
「そうでしょ!」
「結婚しているの?」
「薬指の指輪、見てないの?」
「あ、気づかなかった」
「お生憎さま!」
「いや、別にそんな気はないよ・・・」
バツが悪くなってボクがそう言うと、由紀はボクの背後から首に抱きついてきて、耳の後ろから囁いた。
「冗談よ、冗談」
その頃には由紀ともそういう話もできるようになっていて、一緒にいるだけで、何だかずっと前からの知り合いのような心地よさだった。
会社の人に見られたら拙いと思って、由紀と一緒に出掛けることは殆どなかったが、クリスマス・イブには、一緒にデートをする約束をした。
由紀は家でご馳走を作ると言ってくれたけど、ボクはその日を特別なものにしたくて、ちょっと身の丈に合っていないとも思ったけれど、一番いいホテルを予約した。
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