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【高評価】始まりは5年前の夏……凛とした医大生との話  10  北海道旅行…(1/5ページ目)

投稿:2024-04-23 09:22:16

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さんきゅ◆NZUxBGY
最初の話

初めて投稿させていただきます。いい歳したオッサンが現在進行形でドキドキしてしまう話で、あまりエロ要素は無いかもしれませんがお付き合いください。文才はないと思うので駄文になるかもしれません…これは5年前のお話。初めに主な登場人物の紹介!俺、哲也、51歳、自営業、若い…

前回の話

お待たせ致しました。年度末で多忙極まりなく続編が遅くなってしまいました。相変わらずの文章ですが、お付き合い下さい。。。登場人物のおさらいをしておきます。当時…「俺、パパ」#ブルー46歳、会社経営、175㎝66kg。「沙織、ママ」#オ…

お待たせ致しました。

毎度の事ですが続編が遅くなってしまいました。

相変わらずの文章ですが、お付き合い下さい。

登場人物のおさらいをしておきます。

当時…

「俺、パパ」47歳、会社経営、175㎝66kg。

「沙織、ママ」48歳、163㎝45kg、Dカップ、自宅でヨガ教室を開く中谷美紀似の自慢の妻。

「凛華、次女」21歳、172㎝46kg、Gカップ、モデルスタイルで菜々緒を少し柔らかくした感じの美女。

「葉月、長女」25歳、165㎝45kg、Cカップ、JKに間違われる程の童顔、指原莉乃を幼くした感じ。

そんな話をしてると沙織が帰って来たみたいだ…

「ただいま〜あら…お客さん?」

「おかえり!よく行く飲み屋のキャストさん…向こうの信号のトコにあるマンションに住んでるらしくてな…」

「家の前で偶然会ったからコーヒー誘ってみたんよ…」

「お邪魔してます…○○志保って言います…」

「奥様の留守中にお邪魔する事になって申し訳ございません…」

「そうなの?ゆっくりして行ってね♡」

沙織はきちんと挨拶の出来る志保に好感を持ったみたいだ…

3人で他愛ない話をしながらも、沙織へのカミングアウトで頭が一杯だ…

志保が挨拶して立ち上がった…

「火曜日と木曜日はヨガ教室してるからいつでもいらっしゃい」

「ありがとうございます!また見学させて下さい♡」

そう挨拶して我が家を後にした…

沙織と2人になりカミングアウトのタイミングを伺う…

「ママ…実は…」

「どうしたの?」

「コレ見てくれる?」

カウンターの椅子の上に置いてた袋を持って来た…

恐る恐る沙織に見せると…

「あ〜パパがずっと欲しがってたモデルよね?」

「あたしもずっと探してたのよ〜パパにプレゼントしようと思って♡」

「高かったけど衝動買いしてしまった…ごめんなさい…」

「謝る事ないわよ〜良かったね見付ける事が出来て…」

「定価で買えたから、この前ネットで見つけた半分くらいの値段だった…」

「中古であの値段だった訳だし定価で買えたならホント良かったね♡」

「今度はママに何か…」

「あたしはこの前バーキン買って貰ったからいいわよ♡」

「パパにはずっと欲しいもの買ってあげれてなかったから逆にホッとした感じ♡」

意外な沙織の言葉にホッとしたと同時に俺の事をちゃんと考えてくれてた事が本当に嬉しかった…

久しぶりに凛華が家でゆっくりしている…

お姉さんと一緒に行動する様になって、僅か270人程度だった凛華のインスタのフォロワーが5万人近くにまで増えていた。

お姉さんのお陰である事は間違い無いがフォロワーは確実に増え続けてる。

凛華がアップしてる写真を見たが、プロに撮って貰ったのだろう…ほぼモデルみたいな事をしているみたいだ。

元々、自分の見せ方を知っている凛華だから素人らしくない写り方だ…

「最近、前より菜々緒ちゃんに似て来てない?」

「そうなんかな〜最近めっちゃ言われるけど…自分やと判らんわ(笑)」

「この際、もっと似せる方向に変えてみたらどう?」

「髪型とかメイクとか…」

「ん〜どうやろ…自然の方が良くない?」

「あ〜そうそう…」

「今度は再来週に宮古島へ行く予定なんやけど…」

「少し相談したくて…」

「どうしたの?」

「大学辞めようかと思うんやけど…どう思う?」

「目標が無くなったし、もう今までの様なモチベーションで勉強出来んかなって…」

「お医者さんになる事を今は誰かに望まれてる訳やないし…」

言葉を選びながらゆっくり話してくれた…

「凛華は医者になった自分をイメージ出来る?」

「ん〜前は漠然としてだったけどイメージ出来てた気がするけど今は全く………」

「だったら凛華が思う様にしなさい」

「ん〜でも…途中で辞めるって事がずっと引っかかってる感じ…」

「前に進む為の進路変更はアリだと思うわよ!」

「そうかな?」

「自信持って思う様に生きなさい!あたしもパパもいつだって貴女の味方よ…」

「凛華!ゆっくりな…焦らんでエエからな…」

「パパ…ママ…ありがとう♡」

少し仕事も落ち着いてたので、次の日の午後に2時間ほど早く帰り凛華と一緒に大学に行く事になった。

15時頃…凛華がケーキの差し入れを持って会社にやって来た…

初めて会う社員も多く一様に驚いていた。絢加もそのうちの1人だ…

「ダディにこんな素敵な娘さんがいらしたんですね〜」なんて言いながらニコニコしてる…

夕方、凛華と一緒に自主退学の手続きをしに大学に向かった。

先生の所に行くとなかなか出て来ない…

呼びに来た凛華と一緒に三者面談する様な感じになってしまった…

かなり引き止められている…

凛華自身がまだ迷っているみたいだ…

久しぶりに大学に来たのだからって事で所属してたサークルに顔を出す事にした。

どうやら凛華は大学で有名人みたいだ…

元々が超美人な訳だし当然と言えば当然の事だ…

インスタの影響かサークルに向かう中、色んな人に声をかけられ、その度に一緒にスマホで写真を撮っていた。

サークルで挨拶し全員で集合写真を撮った後、個別に何人もと写真を撮っている。

教務課で教えて貰ったが凛華はかなり優秀な成績だったらしく辞めるのは勿体無いと教務の方にも引き止められてた…

最初はイヤイヤ入った大学だったみたいだが思い入れがあるのだろう…

自主退学の書類を提出した後は見てて痛々しかった…

家に帰ると少し無理してるのかスッキリした風に振る舞ってる…

「今週末、少し気分転換して来たら?」

「あたしは予定あるからパパお願い出来る?」

沙織はそう言うと凛華に見えない様にウインクした…

「パパ…ええの?」

「なら凛華の行きたいトコに行こうか…」

「だったら北海道に行きたい…」

「え?北海道行くの?北海道ならあたしも行きたいわよ〜」

「北海道か〜流石に1泊だとキツいよな…」

とりあえずは北海道以外の候補を考えて貰う事にした。

翌日、絢加にスケジュールの確認をして貰い、明後日の金曜日から木曜日までの1週間休める様に調整して貰った。

ただ月曜日の午前中はリモートで会議をしなければならない。

「ダディ感謝して下さいね!お土産は良いですから……京都……」

「ちゃんと覚えとるよ!」

会社の方は絢加に任せてて大丈夫だろう。

彼女の能力を考えれば全く問題無い…

夜…家に帰ると…

ミステリアスな印象だった黒髪の青い瞳は封印され、凛華の髪の毛はかなり明るめの茶色に変わっていた…

凛華の青い瞳によく似合う…

「変かな?髪の毛…」

少し照れくさそうに聞いて来た…

「いや…結構印象変わるもんやな〜可愛いよ!」

「ホンマに?」

「似合わんかったらハッキリ言うわ!」

「パパ優しいから絶対に似合わんくても言わんよ!」

少しムキになって言い返して来たのが判る(笑)

「これが本来の色なんやろ?」

「黒く染めてた髪を元の色に戻しただけなんよ…」

「何でわかるん?」

「そっちの方が似合ってると思うよ!」

エリさんの髪色と同じだから判った…とは言いたくなかった…

「あ〜そうそう…金曜日から1週間休める様に調整して貰ったから北海道に行こうか!」

「え〜ホンマに?」

「ならあたしも行こうかしら…」

「条件あるけどええ?」

「え?条件?」「条件って何よ?」

2人がほぼ同時に声を上げた…

「実はな〜乗ってみたかったんよ…東北新幹線のグランクラス…」

「ええ〜北海道まで新幹線で行くつもり?」

「木曜日の仕事終わって東京まで移動して金曜日にグランクラスに乗って新函館北斗に向かおう…」

「え〜楽しそうやな〜」

「そうね…せっかくだしそれで良いわ」

「列車の時間とかはまた調べてみる……」

「なら切符の手配とかは任せて!明日、凛華と旅行会社に行ってみるわ♡」

翌日、2人で切符と宿泊の手配をしてくれていた。

木曜日、仕事を早々に済ませて前日に用意してたキャリーバッグを持って出発した…

東京までの新幹線の中…

「今日あの子来たわよ…○○志保さん…」

「そうなん?」

「来月から一緒にヨガする事になったから…」

意外な展開に驚いた…

ヨガ教室は沙織との会話で話を合わせただけかと思っていた…

また時間がある時キャバクラに行ってみよう…

グリーン車はゆったり出来、沙織も凛華もいつの間にか眠っていた…

東京駅近くのホテルに到着したのは23時近くなっていたが、2人共ゆっくり眠れてたみたいで元気だ…

ここで知ったが月曜日に沙織は一足早く飛行機で家に帰るみたいだ…

確かに火曜日はヨガ教室だってあるから仕方ない…

「って事は凛華と2人?」と頭の中でそう考えながら…

理性を保てるか…

揺れ動く感情…

そんな俺の葛藤を他所に2人は明日の予定を相談しながらキャッキャッと楽しそうに話してる…

2人の話し声を聞きながらいつの間にか眠っていた…

翌日は待望のグランクラスに乗って新函館北斗駅に向かった…

広々とした座席はレザーシート、軽食を頂きながら飲み放題のドリンク…

スパーリングワインをおかわりしながらほろ酔い気分…

正に至れり尽くせりのサービスに2人共大満足してる様だ…

沙織と凛華は2人並んだ2人掛けのシート…

俺は通路を挟んで1人掛けのシート…

「新幹線に乗ってる様な感じじゃないわね〜」

「ほら…前にバルセロナ行った時のファーストクラスみたい♡」

「え〜バルセロナ〜良いな〜♡」

「また葉月も連れて4人で行きましょ♡」

「前に行けれんかったモン・サン・ミシェルも行こうか!」

なんて通路を挟んで話しながら4時間のグランクラスの旅を楽しんだ…

14時頃には函館市内に着く事が出来た…

今夜は駅から少し離れた観光に好立地のホテルだ…

一度チェックインし市内観光に出かけた。

美女2人を連れて歩くのは気分が良い…かなり視線を集めてる事は確かだ…

沙織が若く見えるから親子には見えないかも知れない…

何せ並んで歩いてるだけで絵になる2人だ…

函館山からの夜景を満喫してホテルのコンシェルジュおすすめのお店で美味しい料理を満喫した。

翌日の土曜日は、観光市場に海鮮丼を食べに行き市内観光の後、洞爺湖温泉に向う事に…

知らない土地をレンタカーで移動するのは思いの外楽しい…

今夜のお宿には露天風呂が付いてるらしい…

チェックインして早々3人でお部屋の露天風呂に入った…

凛華とお風呂に入るのも久しぶりだ…

「あ〜気持ち良い〜♡」

「歩き過ぎたわね〜」

「脚パンパンやわww」

「函館は坂道も多かったしな〜」

無色だと思っていたが少し濁ったお湯がせめてもの救いだ…

凛華の裸を久しぶりに見たい様な…

見たら理性が崩壊しそうで恐い様な…

凛華が先に上がり沙織と2人で入ってると…

「少しは凛華の気持ちも考えてあげなさいよ!」

「考えてるよ〜」

「そんなに深く考えなくても良いと思わない?」

「きっかけくらいは作ってあげるから…」

長い髪の毛をアップにしてる沙織の横顔がほんのり上気して色っぽい…

改めて思うが実年齢よりずっと若く見える…

贔屓目かも知れないが30代前半でもじゅうぶんに通用すると思う…

俺の視線を感じたのか沙織が急に振り向いた…

「何よ〜見惚れちゃた?」

「……………」

「あたしに欲情しないでよ〜(笑)」

冗談っぽくそう言うとそっとキスしてくれた…

沙織とは毎日のように仕事に行く前にキスしてるが、いつもとは明らかに違うキス…

もう少しこのまま…

「そろそろ夕食に行きましょ」

そう言うとスッと立ち上がった…

強制終了された感じだ…

美味しい食事に美味しいお酒…

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(2020年05月28日)

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