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先輩社員と天国と地獄5

投稿:2024-01-20 15:46:59

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信五◆FiJVMlA(東京都/40代)
最初の話

自分当時23才、裕子当時26才自分と裕子は同じ会社の先輩後輩の関係でした。裕子は自分が入社した時、人事部にいて新入社員の自分達の細かい事を担当してくれる担当者でした。裕子は身長155センチぐらいでしたがEカップはあるんじゃないかと思うぐらい胸が大きくその割にはスレンダーで同期入社の男…

前回の話

裕子との初体験を終えて布団で2人で横になっていると寝室のドアをノックする音が裕子「やばっ彩、泊まってたんだ」#ピンク彩先輩がゆっくり扉を開けました。彩先輩が顔だけを寝室に入れて自分と裕子2人を見ました。彩「2人の声こっちから聞いてたんだけど裕子もしかして?」裕子「…

自分が大阪に転勤になってから最初の数週間はメールも毎日交換して寂しい中にも安心感がありました。

自分が大阪転勤になり初めて裕子と会う為、東京に土日を利用して戻る日が来て久々に裕子と直接会う事が出来ました。

久しぶりに会ったのに裕子は体調が良くないと言ってエッチをさせてくれなく泊まりはラブホテルに泊まり自分の性欲はお口で処理をしてくれました。

お風呂も一緒に入り会えただけで自分の気持ちはかなり満たされました。

会えている時間はあっとゆうまに過ぎて自分は大阪に戻りました。

それからしばらく会う事が出来ずメールのやり取りと電話がメインになりました。

少しづつ毎日だったメールが裕子からの返信が遅くなり1日おきになったり2日おきになったりしました。

そんなある日、裕子が今週末高校の同窓会があるとのメールが来ました。

自分は少し不安になりました。

なぜなら裕子の初体験の相手は高校の同級生で高校卒業時から付き合い始めたのがきっかけだと聞いていたからです。

自分は不安を覚えたまま裕子の同窓会の日を迎え同窓会に行ってくるのメールから終わったらメールちょうだいとメールを入れてからドキドキが止まりません。

夕方6時から始まってる同窓会9時になっても10時になってもメールが来ません。

自分は我慢出来なくなりまだ終わらないの?

とメールを入れましたが返信が来ません。

30分程我慢しましたが我慢の限界が来て電話を入れました。

しかしコールはしますが結局電話に裕子はでず

留守番電話に変わりました。

自分は不安でしょうがない状態ですがどうしようもありません。

11時頃もう1度電話を入れましが電源が入っていないか電波の届かない所にいる為のガイダスが流れました。

自分は絶望的な気になり布団に入りましたが全く寝付けず朝を迎えました。

裕子からメールが来たのは朝の8時頃でした。

裕子からのメールには仲の良かった友達と朝まで飲んでたと途中で携帯の電池が無くなってしまったとの事でした。

自分はその言葉を信じるしかありません。

その日から裕子のメールの返信が極端に遅くなり自分の中では同窓会で元彼と寄りを戻したんだろうと思うようになり裕子に近いうち振られるんだろうなと思うようになりました。

そうして少したった頃、裕子から電話がかかって来ました。

裕子「今週末そっちに行って良い?」

自分「俺が東京に行くよ」

裕子「私が話したい事があるから私から行くよ」

自分「話なら電話でも良いんじゃない?」

裕子「大事な事だから直接会って話しがしたいの」

自分「うん、わかった土曜日だし泊まっていくよね?」

裕子「うん…もしかしたら日帰りで帰らなきゃいけなかも」

自分「そうなんだ…そんな大事な話しなんだね…」

裕子「うん…」

自分「わかった駅まで迎えに行くから」

裕子「じゃあ土曜日ね」

そう言って電話を切ると自分は振られるんだなと確信を持ちました。

そして死刑宣告を受けるその日が来ました。

裕子を最寄り駅まで迎えに行き自分の大阪の家に行きました。

駅で会ってから裕子の表情は硬く笑顔を見せることも無く会話も弾まず気まずい雰囲気のまま自分の家に着きました。

裕子「思ってたより片付いてるね」

自分「うん…裕子と同棲してから片付けが身についたのかな」

裕子「そうなんだ(笑)」

今日初めて裕子が笑顔を見せました。

自分「そう言えば大事な話があるって」

自分は覚悟を決め直ぐ本題に入りました

裕子「うん…」

裕子は俯いたまま沈黙の時間が流れました

裕子「実は…自分に謝らなきゃいけない事があって」

自分「謝らなきゃいけない事…」

裕子は意を結したように自分の目を見て話し始めました。

裕子「同窓会の日のことなんだけど朝まで仲の良かった友達と飲んでたって言ったけど嘘なの」

自分「じゃあ誰と」

裕子「前に話した事がある前の彼氏と一緒にいたの」

自分「前の彼氏…」

裕子「うん」

自分「朝まで一緒に?」

裕子「うん、朝まで…」

自分「それは飲んでただけだよね?」

裕子は首を横に振り

裕子「ごめん…」

自分「じゃあ…何処に…」

裕子「ホテルで一晩一緒にいた」

自分「ホテル行っただけだよね?何もなかったんだよね?」

裕子はまた首を横に振り

裕子「ごめん…」

自分「しちゃったの?…」

裕子は首を縦に振り

裕子「ごめん」

自分「なんで」

裕子「久しぶりに前の彼氏にあって昔のこと思い出してお酒も飲んでたし彼が凄いプッシュしてくるのに押し切られて、でも最終的にホテルに行ったのは私の意志だから自分を裏切った事になるよね…ごめんね」

自分「はぁーそうなんだ…」

裕子「怒らないの?」

自分「何となく覚悟はしてたから…怒るとゆうよりショックの方が強いかな」

裕子「ごめん…でもホテル入った時から自分を裏切ってる罪悪感が強くて今は後悔してる」

自分「うん、わかったその話はもういいよ」

裕子「あともう一つ大事な話しがあるの」

自分は等々、死刑宣告の時が来たと覚悟を決めました。

自分「今日はそれが本題にだよね」

裕子「うん…」

自分「ある程度覚悟は出来てるから」

裕子「彩から何か聞いてる?」

自分「彩さんからは何も聞いてないよ」

裕子「そう……前の彼と一晩過ごした次の日から体調が悪くて病院に行ったの」

自分「病院?」

裕子「前に東京に来た時も体調が優れないって言ってたと思うんだけど最近体調があまり良くなくて……」

自分「病院はなんだって?」

裕子は深く深呼吸して言いました

裕子「妊娠4ヶ月」

自分「えっ妊娠4ヶ月」

裕子「うん…私、自分の子供が出来たの」

自分「えっだって安全日だって」

裕子「ごめんね、あの日実は自分の計画通りだったの」

振られる話しだと思っていた自分はパニック状態に

自分「えっでっどうするの?」

裕子「うん、もし私の浮気を許してくれるなら自分と結婚したい」

自分「えっ前の彼とよりを戻したいからって話しじゃないの?」

裕子「はぁー私そんな女じゃないけど」

自分「俺は最近、裕子からのメールの返信が遅いし振られるものだと思って覚悟してたんだけど」

裕子「それはごめんつわりで体調が良くなかったから」

まだパニック状態の自分に裕子が鞄から一つの封筒を取り出し自分の前に置きました

裕子「これは私の気持ち…」

自分「開けて観て良いの?」

裕子「うん」

自分は封筒を開け中に入っている紙を取り出して広げました

そこには婚姻届が入っていて妻になる人の欄は全て記入して判子も押してありました。

自分「これって」

裕子「前に自分が私と結婚したいって言ってくれたよね、その時は保留したけど自分の子供が出来て気持ちが固まったの」

自分「裕子、俺と結婚してくれるの?」

裕子「うん、浮気した私を許してくれるなら自分と結婚してあなたの赤ちゃん産みたい」

裕子は目を真っ赤にして涙を流しながら言いました。

自分は別れ話だとばかり思って今ので完全にパニック状態で

自分「えっでも裕子俺と結婚ちょっとパニックなんだけど」

裕子「そうだよね浮気する女なんかと結婚したくないよね」

自分「そうじゃなくて別な事を想像してたから結婚とか赤ちゃんとか今頭の中が整理出来なくて」

少しの沈黙の後

裕子「自分の結論が出ないみたいだから今日は東京に帰るね」

自分「えっ泊まって行けば良いのに」

裕子「こんな雰囲気で泊まっても気まずいから遠慮しとく」

そうゆうと裕子は立ち上がり玄関に向かい自分の家から出て行きました

自分は追うことも出来ずただ座って見送ることしかその時は出来ませんでした。

少し落ち着いて考え結論はほぼ出ていましたが話が聴きたくなり彩先輩に電話しました。

自分「彩先輩今少し良いですか?」

「うん良いよ」

自分「裕子の事なんですけどしってましたか?」

「知ってましたか?って何を?」

自分「あのー妊娠」

「あっうん知ってるよ」

自分「なんか言ってました?」

「隠してもしょうがないからハッキリ言っとくね裕子は自分君と結婚出来なくても産んで1人で育てるって言ってたよ」

自分「えっ」

「裕子全部私に話してくれたよ移動が決まってから自分君に計画的に妊娠狙いでされた事もでも裕子凄い喜んでたそれぐらい愛されてるって浮気した後もすっごい自分の事責めてたしでも妊娠がわかって自分君と結婚したいって今日裕子そっち行ったでしょ?」

自分「はい」

「でも私に連絡してくるって事は上手くはいかなかったみたいだね」

自分「自分は振られると思ってたので妊娠結婚って言われてパニックになっちゃって」

「それで結論がでたから私に連絡して裕子の事が知りたかったのかな?」

自分「そんなところです」

「私が言えるのは裕子は自分君と本気で結婚したがってるし結婚出来なくても子供は産んで1人で育てるって後は自分君の結論は裕子に報告してじゃあね」

携帯は切られました

自分は裕子に直ぐ電話しました裕子が電話に出ると

自分「裕子まだ大阪にいる?」

裕子「うん」

自分「あって俺の気持ちを伝えたい」

裕子「どうすれば良い?」

その後、裕子が実は予約していたホテルの場所を聴き婚姻届の夫になる欄に記入して印を押し裕子の泊まっているホテルに行きました。

ホテルに付き裕子の泊まっている部屋に行くとそこには裕子と彩先輩がいました

自分「彩さんも一緒だったんだ」

裕子「私の身体心配してついて来てくれたの」

自分「彩さんありがとう御座いましたでももう大丈夫です裕子は自分が守りますから」

そう言って自分は婚姻届を広げて裕子に見せ

自分「裕子結婚しよう」

裕子「私で良いの?」

自分「裕子じゃなきゃ駄目なんだ」

裕子「ありがとうよろしくお願いします」

お互いに涙を流しながら抱き締め合いました

それをニヤニヤしながら観ている彩さんに

自分「彩さん今婚姻届の承認欄にサインして」

「えっ私」

裕子「そう私達の結婚の承認、今書いて」

「私?急に緊張してきたんだけど」

自分と裕子は彩さんがいるにも関わらずキスして抱き合いながら結婚を決めました。

-終わり-
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