田舎の無邪気な子どもたちの写真を撮っていたら・・・

みんな可愛いし、本当は全員ブログに載せてやりたかったんだが、10人はいるであろう集まった子どもたち一人一人の写真を載せる訳にもいかず、結局は

「一番インパクトのあった子の写真を載せる」

という方向に落ち着いた。

子どもたちは我こそはと、各々全力のポーズでカメラの前に1人づつ登場。

まあ馬鹿な男子はチンコ出したり変顔したりばっかりで、女子は得意の柔軟をしたり、モデルみたいなポーズをとったりする子が多かった。

うーん、あんまりピンとくるのが撮れないなあ・・・なんて考えがらカメラマンをやっていると、一人の女の子が

「わたし、腹おどりできる！」

と名乗りを上げて出てきた。

おかっぱ髪で、東北訛りがなんとも可愛らしい小柄な子だった。着ている学校水着のゼッケンには、大きく『6の1』と書かれていたのを覚えている。

高学年の女子が腹踊りなんかするのかと思ったら、女の子はおもむろに水着の肩紐に手をかけ、グイッと片方づつ外してしまった。

「えっ」と驚いたのもつかの間。

そのままの勢いで、なんの躊躇もなく水着を腰までずり下ろしたのだ。

おっぱい。おなか。おへそ。

日焼けしていない色白の上半身が晒け出されると、さっそく女の子はご自慢の腹踊りを披露してくれた。

みんなの視線が女の子のお腹に集中する。

ウネウネと波打つように動くお腹に、ちびっ子たちは「すご〜い」と好反応。どこからともなくパチパチと拍手がおきて、当の本人も得意気だった。

しかしカメラを向けている俺は腹踊りよりも、女の子の胸が丸出しになっていることが気がかりでしょうがなかった。

真っ白でほぼペッタンコな胸だった。

まだ「おっぱい」と呼べるような膨らみでは無いものの、乳首周辺がツボミのようにぷっくり突起していて、第二次性徴なりかけの感じ。

なのに上裸の女の子はちっとも恥ずかしがらず、それどころか見てと言わんばかりに手を背中で組み、胸を張ってお腹を動かしていた。

俺は口では「おー、凄い凄い」なんて褒めたが、内心では変な汗が流れていた。

できるだけ胸が映らないようにお腹をドアップで撮ろうと試みるも、女の子が

「ちゃんと顔まで撮ってよー」

と言うので渋々従い、できた写真には腹踊りと一緒に裸の上半身が丸々映っていた。

結局、その女の子の腹踊りを上回るインパクトのものを披露する子どもはおらず、周りの子たちの「●●ちゃんが一番すごかった」という意見に押され、腹踊りの写真をブログに載っけることに。

選ばれたおかっぱ髪の女の子は、

「お家のパソコンでお父さんと一緒に見る！」と大はしゃぎだった。

いかに小学生とはいえ、6年生女児の上半身裸が映った写真をネットに上げて大丈夫なのだろうか・・・田舎から帰宅してブログを更新するときに少し悩んだ。

しかしもう約束してしまったことだし、胸もそんなに出ていない子だったので、まあ大丈夫だろうと撮った写真を上げた。

投稿した当初は特に何事もなく、いつも見に来てくれる人の「田舎の小学生はわんぱくですね笑」みたいなコメントだけだった。

が、1ヶ月後にはその子の写真が載った記事だけ、異様なほどアクセス数が増えていることに気づく。

どことなく危険な臭いがしたので、女の子には悪いがその写真を削除することにした。

そしてそれから数年が経ち、2015年に児童ポルノの単純所持が罰せられるようになると、怖くなって元の写真データすらも綺麗さっぱり消去したのだった。

しかしまあ、一度ネットに上げたものは完全に消えることはない。

今も広いネットの海のどこかで、あの腹踊りの写真が漂っているのかもしれない。

水着を下ろした上半身裸で、お腹をへこませ、満面の笑みを浮かべる小学生の女の子の写真が・・・

投稿される方の参考になるかもしれません。