体験談(約 6 分で読了)
ある新妻の選択(夫に内緒で)
投稿:2020-10-01 20:20:24
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※2022年04月19日:不具合を修正しました。
本文
とある古びた駅、改札を出る人波から黒髪をなびかせた若い女が通りに出た。
彼女の名は千種響子、21歳の若妻である。
数日前、響子は暗鬱な気分で病院を出た。
入院している夫の病状が悪化し
医師から他県の病院への転院を勧められたからだ。
最初は難病に罹った夫の悪化するばかりの病状に泣いてばかりいた彼女だったが
転院も数回目となると次に移り住む借家の契約や
引っ越しの手配に忙殺されてしまうのが常であった。
(明日には住民票を移して…あぁ、電話も契約しないと…)
たったいま、転院の準備を終わらせた彼女は
次の要件を済ます為に電車を降りたのだった。
季節は11月、すっかり日の落ちた夕方の商店街は冬の様相を迎えていた。
彼女は公衆電話を探したが人が並ぶ剥き出しの電話は避け
駅前から少し離れた場所にあった電話ボックスに身を隠すように入った。
「あ、劇場バニーでしょうか?」
「はい、求人情報を見まして…」
彼女は駅前でタクシーに乗り込むとチラシに書かれた住所
徒刑池町へ車を向かわせる。
発車前に運転手がルームミラー越しに彼女をチラリと見たが
響子が気にするのはバイトの求人チラシだ。
前日
響子は単身で、この街に来るやアパート情報誌と共に
ある雑誌をコンビニで買った。
そして、ビジネスホテルの一室で舐め回すように求人情報を調べたのだった。
ありがたいことに給料も仕事も、まさに彼女が求める内容が見つかった。
彼女は、あるビルの裏にタクシーを停めさせ
そこで降りた。
裏口から入る彼女を運転手は嘗め回す様な目で見るが
彼女は構わず進んだのだった。
ビルは昭和30年代くらいに作られた物だろうか?
壁のあちこちにヒビが入り剥き出しの配管が頭上を走る。
薄汚れた階段を上がった先に彼女のバイト先はあった。
「すみません!遅くなりました!」
「馬鹿やろう!時間が無ぇぞ!」
筋骨逞しい男が若い女性を怒鳴りつける。
たぶん先ほどの電話で応対した店長だろう。
歳は二十代後半なのだが十歳は歳上に見える貫禄がある。
「すみません!すぐに着替えて…」
「着替える暇なんて無ぇ!そのまま行け!」
男は女性をカーテンの向こうに押し出した。
途端、カーテンの向こうから大歓声が上がる。
「大変お待たせしました!女子大生オナニーショー開演です」
「私服かよ、こず枝ちゃーん!」
「スカート、ちょいと捲れや!」
開演の放送と共に卑猥なヤジが放たれる。
ステージに向かう一本道を歩く彼女のスカートを覗こうとばかりに
一段低い客席から男どもが淫らな目で女性を見る。
「大学では清純淑女、皆さまの前では淫乱不純異性交遊!」
卑猥なアナウンスと共に扇情的な音楽が鳴り響いたのだった。
「アンタ、この店がどういう店かは知ってんの?」
前述した男、伊井岡は事務所のソファーで響子に尋ねた。
薄汚れた壁には半裸の女性のポスターが
ところ狭しと貼られ
先ほどの「こず枝ちゃん」の親が見たら泣くであろうポスターも貼られていた。
響子はストリップ劇場へ仕事を求めたのだった。
「あ、はい!そのつもりです!」
響子は答えるが履歴書を渡す手が震えているのが分かる。
「ふーん、千種響子さん・・・旦那さんが入院中…家計を助けたい・・・ね」
伊井岡は彼女の履歴書に並んだ文字を眺めながら呟く
大抵、デタラメな住所と名前だ。
読む意味は薄い。
「あの…ダメでしょうか?」
「そうだなぁ、テストってもんでもないが」
伊井岡は履歴書をテーブルに置くと対面に座る彼女へ向けグイっと身を乗り出した。
「脱いでみれや」
「今、ここで…ですか?」
響子の表情が凍りついた。
「おうよ、今ここでだよ」
伊井岡の言葉に響子は真っ赤な顔で俯く
「俺1人の前で脱げねーのに大勢の野郎の前でマンズリ出来るんかよ?」
伊井岡は好色そうな目で響子を見透かす様に見た。
「そ…それは…」
「旦那が病気には同情するがよ…」
彼女が答える前に伊井岡は畳み掛けるように続けた。
「ステージに立ってから出来ませんじゃ困るんだよ!」
数分後、響子は男の前に立ちスカートを捲り上げると純白のパンティを晒していた。
「ふふん…白とは清純だわなぁ…」
伊井岡はニヤニヤと笑いながら響子のパンティを観賞する。
「マン毛透けてんじゃねーのか?」
レースの部分から伊井岡は彼女の陰毛を覗き込む。
「ほれ、パンスト早く脱がんかい!」
伊井岡は響子の尻を叩く
「きゃあ!」
「何が、きゃあ!だよ」
伊井岡はソファーから立ち上がると響子の隣に立った。
「これぐらい、上手に客あしらいしろや」
彼は響子の背後に回ると彼女の胸をカーディガンの上から鷲掴みにする。
「なんでぇ…地味な成りしてる割に良い物持ってるじゃねぇか…」
ロングのスカートにブラウスとカーディガン
小学校の教師と言われてもそれまでの地味な服装の下には
驚くべき巨乳が隠れていたのだった。
響子は、今度は悲鳴を上げず唇を噛み必死で堪えているようだ。
(健気だねぇ…)
履歴書と面接の言葉が本当なら彼女は若い身空で
病気の夫を抱え困窮している。
伊井岡自身、田舎の寒村の出だ。
彼女の身の上には同情はする。
しかし、店を預かる以上は生半可な事は出来ない。
ここで堪えれない女なら続けれはしない。
(ま、役得半分だけどな…)
横から彼女の顔を覗くと眉間にシワを寄せながら
喘ぐように身を捩っている。
(良い女じゃねぇか…)
女学生でも通る幼い横顔は伊井岡の執拗な胸への愛撫に
雌の匂いを漂わせている。
伊井岡の男根が鎌首を持ち上げた。
「…座れ」
彼は響子から離れると、はんば突き飛ばす様に彼女をソファーに座らせるや
その前に立った。
伊井岡は響子の面前でズボンのファスナーを開け
いきり起った男根を突き出したのだった。
「しゃぶれや」
響子は彫像の様にピクリとも動かず男根を見つめている。
「分かるだろ?尺八しろや?フェラチオって言えば分か…」
言い終わる瞬間、響子は伊井岡の勃起した物の根元を右手で掴み
左手を陰茎に添えるや雁首に向かって
軽く数回シコった。
結婚指輪が光る左手の薬指が見事に剥けた亀頭を数回撫でたあと
響子は、その柔らかな唇で血管の浮き出た男根
所謂ペニス、イチモツ、チンボを咥えた。
泣き出して飛び出して行くだろうと思っていた伊井岡は
呆気に取られた顔で喉まで使ってフェラチオに耽る響子を見る。
「んっ!…うん…ん♡」
彼女の舌がウネウネと蠢き、雁首の周りを丹念に舐めあげる。
「ちっ!たまんねぇ女だな…」
伊井岡は響子の頭を満足げに撫でた。
「チュポッ…ジュポッ…♡」
チンボを舐め回す音が事務所に響く
「高校教師の嫁がよぉ…どこで、こんなフェラテク覚えやがった…?」
もちろん伊井岡も初めてのフェラ体験ではない。
だが、響子のテク以上に他人の嫁にしゃぶらせている状況が
彼の睾丸を強く刺激した。
「くっ!畜生!」
口一杯に咥えた伊井岡の男根がビクンッと跳ね
響子の口内にネットリとした熱い液体が溢れだした。
男根は何度も激しく跳ね上がり、跳ね上がる度に
濃厚な黄味がかった大量の白濁液を容赦なく
桜色の彼女の唇の奥に放出する
「うん…う、うん!…ゴクン♡」
響子は精液を飲み干すと、ゆっくり口を離した。
「すまねぇ…」
伊井岡はティッシュの箱を取ると彼女に手渡す。
「合格…ですか?」
響子はティッシュで口を拭いながら伊井岡に聞いた。
(へっ!まさか、オメーみたいなシャンがなぁ…)
彼は今の今まで自分の男根を咥えていたとは思えない
彼女の端正な顔立ちに見惚れてしまっていた。
「あ~合格だ…明日から来てくれよな」
伊井岡は入店祝い金だと響子に二万円を握らせ
くれぐれも他店には行くなと念をおした後
タクシーを呼び帰らせた。
その日、響子が家に帰ると入院を明日に待つ
夫、荘一郎が布団の上で彼女を出迎えた。
「いま、ご飯用意しますわね」
彼女はエプロンを身に付けると台所に向かう。
「響子…仕事は決まったのかい?」
夫は妻の背中に向けて話かけた。
「ええ、やりがいのありそうな仕事よ!」
彼女は鍋をコンロに置き振り返って報告した。
「どんな、仕事なんだい?」
荘一郎は、どんよりとした目で響子を見つめる。
「サービス業よ…よくあるね!」
「実家からの仕送りもあるんだ…君が無理をする事は…」
響子は荘一郎の前に正座すると、さきほど伊井岡の男根を握った両手で
夫の手を握った。
「荘一郎さん…私たち、夫婦なのよ?」
揃いの結婚指輪が光る薬指を絡めながら
響子は続ける。
「少し困った位で、お義父さまに頼って…それで夫婦って言えますの?」
「そうだね…すまなかった」
食わせてもらう身の上の荘一郎は力なく頷くと響子を抱き寄せ
唇を近付けた。
響子の鼻腔に伊井岡の精液のツンと来る匂いが甦る。
(あ…まだ口をすすいでなかったわ…)
荘一郎は妻を満足させるべく、しっかりと唇を重ね
先ほどまで伊井岡の男根に絡んでいた響子の舌に自らの舌を絡ませ
彼女の口内に残る伊井岡の精子を共有したのだった。
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(2020年05月28日)
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