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体験談(約 25 分で読了)

【評価が高め】ライブハウスで知り合ったお姉さんとの関係(1/4ページ目)

投稿:2021-02-15 00:54:26

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本文(1/4ページ目)

名無し◆MogCMic(群馬県/20代)
前回の話

ちょっとエッチな部分だけじゃ当時の雰囲気伝わらないなぁって思い、出会いから書かせてもらいました。よかったらお付き合いください。◇彼女と初めて出会ったのは高2の夏休みだった。俺は高校でバンド組んでて、ライブハウスなんかにも出入りしてた。夏休みに俺は先輩に誘われて数駅離れたライブハウスで対バンすることに…

前回からだいぶ経過してしまいました。

いろいろあって更新していませんでしたが、記憶が鮮明なうちに当時を思い出しつつ続き書きます。

長々と二人のエピソードから語っていきますが、俺たちの関係を語る上で重要だと思い書かせいただきました。

お付き合いいただけたら幸いです。

あの一件からユキとは再び疎遠だった。

なんとなくLINEを送るのを躊躇し、ユキからも連絡もない。

そんな俺たちが次に会ったのはハロウィンのライブだった。

彼女の髪はウルフからまた変わってた。

会う度に髪型が変わるなぁ。

当時そんな風に思ったのは覚えてる。

ただ、ぶっちゃけるとこの日ユキがどういった髪型だったかなんてあんま覚えていない。

だからそんなユキが珍しく長年キープしてた、俺の思い出の中の姿で物語を進めていくよ。

白に近いクリームがかった茶色にゆるいウェーブの肩上ショート。

そして、前髪の隙間から覗くどこか世界を斜に見るような冷めた瞳。

一見キツそうに見えるが、どんなに笑ってもふいに見え隠れしてたから、思考がそうさせるってより生まれつきのものなんだろうな。

そんなキツめの顔に反してふわっとした印象のその髪は不思議とユキに良く似合っていた。

再開したユキはあの夜見せてくれたブラックナースではなく、それっぽいスカートに黒T。さらにはパークで買ったカチューシャでミニーマウスとか言って笑ってた。

最初に挨拶を交わして以降お互いに声をかける事もなく会話らしい会話はしていない。

付き合ってもない女といちゃいちゃしたのは初めてじゃなかった。しかし、いつもとはなにか違った。

たぶんだけど俺より歳上で手の届かなそうな存在のユキとあんな事をしてしまったっていうのが大きいと思う。

なんだかんだ他の女との関係は俺が主導権というか、俺のリードで成り立っていたんだ。

翻弄されるのは初めてだった。

今だって昔からの仲間と話す彼女は俺の知らないユキだ。

あの日の出来事は夢だったんじゃないか。そう思わせるほどに彼女を遠くに感じた。

否応なしに耳に入る会話は、どうやらユキの仮装に関するものみたいだった。

仮装が雑とか、そもそも仮装じゃないとか。

仲間と笑い合うユキはやっぱり俺とは住む世界が違って見えた。

「なぁタクミ!」

ふいに名前を呼ばれた。

なんだかむしゃくしゃするのは何故だろうな。

視線を落としていた手元のギターから顔を上げると、顔馴染みの常連はニヤニヤしながらユキを指差して言う。

「これなんの仮装か当ててみ?」

ミニーちゃんだろ。聞こえてた。

ただ、みんなの求める答えが違うってのも知ってる。

「ランドに遊びに来た客のコスプレ?」

あの夜のユキが頭をチラつくが、俺は平静を装って言葉を返した。周りの皆が笑う。

「違うって!この日の為に揃えたんだから、、、。ねっ?」

意味深な含み笑い。俺はおちょくられているのだろうか。

あのナース服をハロウィンのために用意したと確かに言っていた。

ふいに思いついたように着替えに行って見せてくれたじゃんか。

今更どうだっていいのかもしれない。しかし、俺はユキの意図が知りたかった。

「なぁ」

終演後、隙を見てユキの元へ向かった。

バッグをいじっていた彼女はしゃがみ込んだまま、なんてことない顔で俺へと視線を向ける。

「あのさ、、、」

今日初めて会話らしい会話をした気がする。

「んー?なぁに?」

あの日の事を再び話題に出すのが無性に恥ずかしい。なんだか俺だけが舞い上がってるみたいじゃん。

「いや、、、」

いざ彼女を目の前にすると言葉が出てこなかった。確認してどうなる。

彼女にとって俺はあの日限りの関係。

付き纏われたら迷惑だろう。

様々な思考が頭を巡った。

先に口を開いたのはユキだった。

「、、、あの日以来だね。アタシたち」

「あっ?」

小さく呟いたユキは俺が反応するよりも先に立ち上がり、ぐっと口元を俺の耳に寄せた。

170cmと少し。俺の身長だ。

そんな俺とたいして変わらない160台後半のユキは、底の厚いラバーソールで俺とほぼ同じ。俺の肩に肘を置き、そこに顎を乗せながらユキは耳元で囁くように言う。

「なんでミニーちゃん?て思ってる?」

俺はドキッとして言葉を詰まらせる。

心を読まれてるみたいじゃん。

「あんな衣装で外に出られないよ。だって、、、。エッチじゃん」

いろんな感情が混じって俺は何も言えなかった。ユキからあの話題を出してくるとは思わなかったし、すぐ近くには仲間もいる。

現にこの状況をぽか口で見てるし。

「まぁ、あの衣装の事は気にしないで。あっ。誰にも言っちゃダメよ?二人だけのヒミツね」

それだけ言って彼女は俺の肩から肘をどけた。

「じゃあまたね!」

肩がふっと軽くなり、俺の耳には彼女の余韻だけが残っていた。

イライラとドキドキが混じった複雑な心境だった。

俺のことバカにしてんのか?そんな気持ちとは裏腹に、心の中に確かに感じる高鳴り。

ライブを終えたらその足でメンバーと打ち上げをするのが俺たちのルーティーンだった。その夜はメンバーの彼女たちを交えて地元のファミレス。

俺は彼女なんていないし、ぶっちゃけ居心地はよくない。

しかも今夜は俺とユキの関係性に話題は発展し、居心地は益々悪かった。

付き合ってない。友達だよ。

さっきからこればっか言ってる気がする。

現に付き合ってないんだから他に言いようがないよな。

「お前ら彼女いるんだから関係ねぇだろ」

ユキとこれ以上どうこうなんて可能性も薄いし、なんの意味もない話題だ。

全然楽しくない。

「そろそろ時間だな」

誰ともなしに口に出し、店を出たのは22時をまわる少し前だった。

店は22時過ぎると俺たちを追い出しにかかるんだ。高校生だからな。

そして俺がベッドに身を沈めたのは日付をとうに跨いだ深夜1時過ぎ。

寝る前にスマホを弄るのが毎日の日課だ。

2ちゃんねるのまとめサイトを読んでみたり、スマホに入ってる曲を耳コピしてDTMアプリに打ち込んでみたり。

この夜もそうやって過ごしてた。

ライブで他のバンドがコピーしてた気になる曲をYouTubeで検索したりな。

そして、どこかにユキからのLINEを期待している自分がいた。

「じゃあまたね!」

ひらひらと手を振りながらそう言って去っていくユキの背中が鮮明に脳裏に浮かんだ。

「またねって。いつだよ、、、」

思わず口をついた言葉。

俺の頭は彼女でいっぱいだった。悔しいけどな。

このまま受け身を続けていたら万が一の可能性をみすみす逃してしまうかもしれない。

お疲れ様くらいならLINEしてもいいかな。

でも変に思われないかな。

ちょっと気を抜けばユキのことばかり考えてる自分がいた。

考えれば考えるほど眠れなくなった。

俺は意を決してユキとのメッセージを開いた。

あの日、学校で受け取った"迎えに行くから待ってろ"ってのが最後のやり取り。

*今日はありがとね。お疲れ様!

んー。

打ち込んでは消してを繰り返した。

*話したいことがある。会いたい。

最終的に送ったのはこれだった。

今思い返すとキモいけど、当時はこれを送信した後に後悔なんてなかった。

既読はすぐについた。

*どうしたの?

最初の返信はこれだった。

本当にどうしただよな。

*何かあった?話きいてあげるから明日会う?

続け様に受信。

ユキは分割してメッセージを送るタイプ。

翌日はバイトだったからユキとは次の週末に会う事にした。

この夜の行動が俺の人生においてのひとつの大きな分岐点だったんだって今になって思う。

良くも悪くもな。

「ごめんね!待った?」

駅前のロータリー。地元じゃ待ち合わせスポットで有名な素性のわからない子供の銅像の前で俺たちは落ち合った。

この日のユキは、丈の長い黒いふわふわニットにやっぱり黒のミニスカ。

足元は膝まである白黒ボーダーのソックスにラバーソールと、白と黒しかない地味な色味。

身長とハスキーな声も相まってやたらボーイッシュだった。

市外からも客が来る地元の大きなモールで買い物をして飯を食う。なんかもう、デートだった。

何人かの顔見知りに遭遇もしたけれど、なんだか気分がよかった。

「やっぱり地元だと知り合いが多いね。てかさ、今の子たち手つないでたね!初々しいなぁ」

ユキははしゃいでた。

楽しんでくれてる。

それが嬉しかった。

「んっ」

そして唐突に差し出される手のひら。

「えっ?」

「んっ。ほらっ」

ニットの先から覗く華奢な指先。少しごつごつしてるのはベースのせい。

俺はポケットに突っ込んでいた右手を彼女の手のひらに重ねた。

ユキの手は暖かくて、しばらくまともな男女関係を構築していなかった俺は少しの罪悪感と懐かしいトキメキってやつを感じていた。

「で、これからどうする?アタシに会いたいって、話があるんでしょ?」

ふいに発せられた言葉。

人々の雑踏の中、手を繋ぐ俺たちはどう映っているのだろうか。

幸せなカップル?

今の俺たちの関係は、ちょっと間違えば脆く崩れ去ってしまうハリボテみたいなもんだ。

このままデート気分で終えたら次はない。

「二人きりで話せる場所」

「うん。とりあえず車に行こうか」

モールを後にした俺たちは当てもなく車を走らせた。

俺は別に車の中でもよかったんだけど、ユキは親身になって話を聞いてあげたい、車では集中できないとバカにシチュエーションにこだわっていた。

「で、これからどこに?」

「んー。考えてないっ!」

満面の笑み。

「最初にLINEもらった時はびっくりしたよ。なんかこう、文面に重いオーラがかかってた。お姉さんが話聞いてあげるから」

車を走らせていると、いくつかのラブホの看板が目に留まる。見かけは最新のビルみたい。

全室50インチモニター完備!

「ホテルでもいいんだよ?」

たまに見せる何かを企んだような顔。

「えっ?」

「なーんてね!カラオケいこ!カラオケ!相談聞いてあげるからさ、その後はパーッと歌って盛り上がろう」

2時間で入ったカラオケだったけど、最初の10分は何もしないままに消費した。ワンドリンク+部屋料のシステムが売りの激安店。

俺はドリンクを持ってきた店員に話を中断させられるのが嫌だった。

もちろん俺は緊張してたし、ユキも何かを感じ取ったのかなんだか構えてたから歌うって空気でもない。

「ごゆっくりどうぞ」

刺さったままのデンモクとビニールのかかったマイクに視線を流して店員が部屋のドアを丁寧に閉める。いよいよ時間だ。

「あのさ、、、。待って!緊張してきた」

「ふふっ。緊張してるんだぁ?なにかな?ゆっくりでいいからね。ごゆっくりどうぞ」

さっきの店員のモノマネ。

彼女なりに俺のことを気にかけてくれてる。それが嬉しかった。

「まず言いたい。俺はイライラしてた」

「あっ。アタシのせい?」

「ぶっちゃけさ、なんなん?アイツって思ったりもした。だってそうだろ?」

「うん。だよね、、、。ごめんね」

ユキはものすごく悲しそうな顔だった。

自分で言っといてなんだけど胸が痛くなった。

別に俺をバカにしてやろうとかそういう意図はないんだろう。

「まぁそれはいいよ。イライラしてたのは嫌いとかじゃないから。俺さ、、、」

上手く喋れなかった。

自分の中の何かが話すのをやめろって言ってる気がした。

言葉が声として発声できない。

そんな俺を、ユキは何も言わずに待っていてくれた。優しい顔。

「俺さ、ユキさんの事が好きなんだよ。だから余計にイライラしたんだよな。ただ会いたかった」

自分の声じゃないみたいだ。

告白ってヤツをしたことがなかった俺は、経験したことのない気持を感じてた。

気持ちを伝えた達成感となんだかよくわからない絶望感。あれは何なんだろうな。

「うん」

「このまま、なぁなぁでこの関係が終わったらきっと後悔する。明確な答えが欲しいんだ。ダメならダメで諦めもつく。俺と付き合ってほしい」

「うん。嬉しい」

嬉しい?それにしては浮かない顔。

泣きそうじゃないか。なんで?

「ありがとう。すごく嬉しいよ。アタシもキミのことは好きよ?ごめんね。だから距離を置いてた」

言っている意味がまったくわからない。

俺が混乱するのはわかっていたようで、補足するようにユキは言葉を続ける。

「意味わかんないよね。ごめん。アタシと一緒にいたらキミはきっと苦しい思いをすると思う。そもそもあの日キミを誘ったのが間違いだったのかもしれない」

ユキの声は震えてた。

「あれからLINE送らなかったのも別に興味がないとか、そういうのじゃないんだよ?アタシと関わるとロクな思いしないから。これ以上タクミくんの人生に干渉はしないでおこうって思ったんだ。まだ高校生だもん。アタシと一緒にいたら普通の恋愛なんてできないから。最低なんだアタシ」

最低?言い方悪いけど異性に関してだらしないのは俺も同じだ。

まぁ、最低なのかもしれない。

だけどそれはユキがどうこうって事でもないだろう。

彼女はきっと俺がいつか普通に恋愛する日が来て、自分と一緒だとその機会すら逃してしまうって言いたいんだろう。

いや、そもそもユキとだって正式に付き合ったら普通の恋愛なわけで、、、。

彼女が自分以外を想定している意味がイマイチわからない。

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(2020年05月28日)

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