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ナンパして知り合った彼女がどんどん転落していった

投稿:2015-07-03 04:00:00

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俺俺(20代)
前回の話

これは俺が25歳の時の話。俺には美優ちゃんっていう4つ年下の女友達がいた。と言うか、俺の元カノの友達で俺が元カノと付き合ってた頃によく3人で遊んだりしてて、元カノと別れてからも美優ちゃんとはたまに連絡取り合っては二人で飲みに行ったりしてた。美優ちゃんは顔が山本梓似で可愛く、その上巨乳でスタイルが抜群…

前回の話よりも1年程前の話。

あれは年明け。

年始早々、男友達3人が突然俺んちに来た。

そして今から飲みに行こうとなる。

奴らはナンパ目的らしいが、なんか寂しくねーか?

俺たち全員がその時、彼女がいなかった。

「年始早々女の子だけで飲みに来てる女なんかろくでもねーぞ」

と言いながらも、駅前の飲み屋街に行ったわけだ。

とりあえず、俺たち4人は女ウケしてそうな居酒屋に入った。

俺ともう1人の陽ちゃんはそこそこイケメン。

しかし、あと2人はデブ眼鏡にハゲ眼鏡よって、俺と陽ちゃん以外は戦力外。

張り切るクセに何もしない奴ら。

そんなとき、俺らの席の後ろにギャルっぽい2人組を発見。

俺が声かけようとした時、ハゲの方が

「あいつらは無理だ!やめとけ!」

と言う。

うるさいハゲ。

俺は近くにいた方の金髪、陽ちゃんは黒髪にそれぞれ声をかけた。

俺の方はダメだった。

つーか、ケバすぎ。

陽ちゃんの方の黒髪は顔はまぁまぁだった。

そっちは行けそうだったが、あっちは2人、コッチは4人で合わないし、デブとハゲいるし、金髪が乗り気じゃなくて結局ダメだった。

陽ちゃんはその時、黒髪女と連絡先を交換したらしい。

眼鏡2人は黙って見てた。

結局その日は収穫なしで眼鏡2人の、

「俺なら行けた、俺でも行けた」

等の言葉にイラつきながら帰った。

つーか、あんまり女だけのグループはそんなにいなかった。

数日後、陽ちゃんが連絡きたと言ってきた。

陽ちゃんが言うには、この間の黒髪女と連絡取り合って今度2対2で飲もうって話になって、黒髪女が友達連れてくるかわりにコッチ側の男はあのとき一緒にいた俺を指名してきたらしい。

まぁ他はデブとハゲだから俺なんだろ。

その時はそう思ってた。

その週末、俺と陽ちゃんは黒髪女が指定したダイニングバーに行く。

店に着くと陽ちゃんが黒髪女に電話をかけた。

そして入り口まで黒髪女が迎えにくる。

なんか前見た時より黒髪女は可愛かった。

名前は亜紀。年は4つ下。

俺たちは亜紀ちゃんに席に案内され、テーブル席に座る。

するともう1人の女がいた。

もう1人の女はもっと可愛かった。

そいつも黒髪で綺麗なストレートロング。顔は山本梓似。

後に気づくが痩せてるのに巨乳。見た目は俺のモロタイプだった。

そいつの名前は美優ちゃん。(前回の話の女)

年は亜紀ちゃんと同じ。

二人とも、専門学生らしい。

席に座ると俺たちはそれぞれ軽く自己紹介をして酒を頼んだ。

俺の向かいに亜紀ちゃん。

陽ちゃんの向かいに美優ちゃんが座ってた。

何故か俺にずっと笑顔で話しかける亜紀ちゃん。

そして美優ちゃんはなんか素っ気ない感じだった。

だからあんまり喋った記憶がない。

そもそもこうゆう場に来て彼氏いるとか言ってる時点でアウトでしょ。

美優ちゃんの方が可愛いけど、落とせそうなのは亜紀ちゃん。

そう判断し、俺は狙いを亜紀ちゃんに向けた。

亜紀ちゃんは俺の顔がタイプだったらしく、ずっと褒めてくれた。

陽ちゃんと美優ちゃんはなんだかんだうまく喋ってた。

しばらくすると、話も2対2に別れてきて、俺は亜紀ちゃんに突然外に行こうと連れられる。

外に出るなり亜紀ちゃんは俺の腕に手を回して来て、そのまま二人を店に残し、飲み屋街を歩いた。

最初はコンビニに入って、亜紀ちゃんが俺の分もソルマックを買ってくれて、二人でソルマック飲んだ後、路地裏に連れられ、俺は突然亜紀ちゃんにチュウされた。

どうやら俺に一目惚れしたみたいだ。

亜紀ちゃんはよくボーイズバーに出入りしてるっていう話を聞いた時に俺が

「そんなところ行かなくたって俺でよければいつでも話相手になるよ」

と言った。

その言葉に完全に亜紀ちゃんは俺にベタ惚れ。

間違いなくこいつはやれると思った俺は、一旦店に戻ると陽ちゃんに

「俺ら先に帰るから後はうまくやれよ」

とだけ言って、都合よく飲み屋街の近くにある俺んちに亜紀ちゃんを連れ込んだ。

お互い酔っ払ってたので、部屋に入ってすぐ服を脱いでセックスした。

そして俺と亜紀ちゃんは付き合う事になったわけだ。

後はあんまり覚えてないが、その日はやったらすぐバイバイした。

陽ちゃんの方は全然ダメだったらしく、俺らが店を出た後すぐに美優ちゃんの彼氏らしい男が店の近くまで迎えに来たと言って帰ってしまったという最悪パターン。

そこそこイケメンなのに、可愛そうな陽ちゃん。

その日から俺と亜紀ちゃんは遊び行って、飲みに行って、セックスしてって普通の付き合いをしてた、つもりだった。

飲みに行けば必要以上に金を払おうとする。

ゲーセン行けば、俺がクレーンゲームとかやってると隣で常に百円玉を両手いっぱいぐらいに持ってて、俺が使うごとに百円玉を渡してくる。

先にくる俺の誕生日の日なんて、付き合って数ヶ月の俺に、買えば7万はするボッテガの財布を買ってくれる。

ただ尽くすタイプにしちゃ度が過ぎると思った。

というか専門学生がなんでそんなに金持ってるんだって話。

聞けば、

「うち、金持ちだから〜」

と。

俺にはすぐに嘘だとわかった。

何故かはわからない。

だいたい若い娘がボーイズバーに通ってたなんて最初からおかしいと思うべきだった。

問い詰めると彼女はピンサロ嬢だった。

彼女に限らず、ピンサロで働く女って大抵家が厳しいとかで夜に出歩けない環境の女に多い。

キャバやスナックは夜にしか出来ない。

ピンサロなら昼間も働けるしその上短期間で稼げるわけだ。

ましてや他の風俗業のサービス内容は知らなくてもピンサロならできると思ったりしちゃうんだろうな。

もちろん俺は、彼氏としてやめろと言ったが亜紀はもう業界の色に染まってしまっていたんだろう。

やめると言ってやめてなかったりそれの繰返しだった。

あげくの果てに、俺に

「月10万あげるから許して」

と言っちゃう始末だ。

亜紀は典型的な男をダメにするタイプだった。

そのうちデートに上下スウェットで来るようになり、財布すら持たない男に変えて行くんだろうな。

俺にそうなって欲しいと言ってるようなもんだ。

そこで別れるべきだったのかも知れない。

しかし、もう亜紀が好きとかじゃなくて1人の女として更正させようと、俺は足を洗うように頑張ってはみた。

亜紀はまたもや辞めたと言っても辞めてなかった。

もう辞められないらしい。

俺と付き合う前はボーイズバーの男にそうやって貢いでたらしい。

女が一番やっちゃいけない事って何だかわかるか?

それは女としての価値を下げる事だ!

他の男に貢いでた女に男は金を使いたいと思うか?

そんな器のでかい男なんてそうはいねーぞ!

と亜紀だけに限らず、全国の女にいいたい。

別に風俗やりたいなら勝手にやればいい悪い事じゃない。

ただ、その時その後に付き合う相手の事は考えなきゃならないと俺は思う。

だからボーイズバーしかりホストにハマるんだろうな。

ちょうど仕事終わる頃にやってるし。

俺が何回か言ってもダメならもう勝手にやればいい。

でも俺は、前の彼氏みたいなゲスいことはしたくない。

俺は亜紀と真面目に付き合って来たつもりだ。

だから、俺たちはその後も平等に付き合ってた。

もちろん、彼女はピンサロを辞めなかった。

そしてまた数ヶ月後。

そのピンサロが場所の問題かなんかで検挙され、営業停止になった。

それでも業界から抜けられない亜紀は、とうとうデリヘルで働くようになった。

もちろん俺に黙ってやってたが、後々亜紀は俺にカミングアウトしてきた。

変わらず、俺が辞めろと言ってもまたもや辞めると言って辞めない。

しかも、俺の地元のデリヘルは基本本番ありが暗黙のルールらしい。

俺は興味本位で店の名前を調べ、その亜紀がいる店のホームページを見てみた。

亜紀らしい女がメイド服着てて、顔にはモザイク。

もちろん、名前は偽名。

プロフィールの所には身長、体型、スリーサイズが載ってた。

亜紀は小柄で太ってはいないが、少しムッチリした体型で胸はあってもCカップ。

最初会った時は、俺より歳上だと思うほど、老け顔?と言うか落ち着いた雰囲気。

ホームページには身長150㎝、スリーサイズは忘れたがDカップ(ワンサイズサバ読みは普通らしい)。

こんな小柄な可愛らしい感じで書かれてて、メイド服着てんのに童顔とか萌え系とか妹系とかじゃなく女子大生系と書かれていて、体型はグラマーと書かれていた。

あれがグラマーだったらスタンダードはデブでポッチャリ系は百巻デブだ!と全国の男に言いたい。

そしてまた数ヶ月後。

今度は、そのデリヘルのオーナーが淫行かなんかで捕まって、その後の調べで18未満を雇っていたのがバレて潰れた。

そして行き着きついた末、亜紀はヤクザ元締めのコンパニオン。

もちろんヤクザ主催の宴会につくお座敷コンパニオン。

ただのコンパニオンではなく、ヤクザ主催の宴会なのでやりたい放題当たり前。

ピンクやスーパー等、俗に言うションベンコンパニオンとやることは一緒だ。

ヤクザからどっかの企業の社長、県警の偉そうな人、お坊さんと何の繋がりか分からない連中の相手をする。

風俗嬢が落ち着いた仕事だと一見は思うが、そこはこれだけじゃない。

そこでヤクザとかが気に入った女を金で買うのだ。

その場で金を渡して、宴会場の外に連れ出しやる奴もいれば、話だけして後日、家や事務所、用意された部屋に呼んで金を渡してやる奴もいる。

亜紀は売買婦になってしまった。

別に彼女が他の男に抱かれるなんて事はもう馴れている。

と言うか、NTR属性の俺にとっては逆に興奮したりする。

ただ、長く付き合って行くうちに亜紀に対して女としての魅力を感じなくなって、俺のNTR願望もなくなってしまった。

もはや、売買婦までに成り下がってしまった亜紀とは別れるしかなかった。

別れはしたけど、その後亜紀とは連絡取り合ったり遊んだりは続けてます。

もちろん、セックスなしのただの友達としてですが。

-終わり-
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(2020年05月28日)

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