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高校時代に好きだった同級生とボートの上でエッチした

名無しさんからの投稿
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高校時代の夏休みの話。

俺の家は海が近いが、夏休みになったら家族連れが大挙して訪れるような大型ビーチはないものの、50メートル前後だろうか、そのぐらいの小さな砂浜があるのだ。

とは言え、満潮時には浜の両端が海水に満たされてしまうんだから認知度は極めて低く、殆ど真夏でも人は見かけた事がない。

比較的遠浅で遊泳にも適してると思うし俺的にはお気に入りなんだけどね。

だから本当に地元の連中しか知らない穴場のような地元民のプライベートビーチみたいなもんだった。

俺は夏場になるとそこにしょっちゅう釣りに行ったり、のんびり体を焼きにいったりしてたもんだ。

その日も、俺は別に友達と約束があるわけでもなく、こっそりビールを持って浜に出掛けるつもりだった。

チャリに跨って表に出ると、浜に向かう坂道をノンブレーキで下っていく………。

すると対面から女の子がえっちらおっちらと上ってくるのが分かった。

不思議なもんだが、好きな子っていうのはどんなに小さなシルエットでも確認できるもんなのだ。

いくら上ってくるのが確認できたといっても、なだらかで相当長い坂なのだ。

数百メートルはあるだろう。

でも俺はひと目で向こうが◯学生の時に憧れていた祥子ちゃんだと分かったね。

俺は最初ノンブレーキで走り降りていくつもりだったのに、急にブレーキをかけ(何て声をかけようか?)なんて柄にも無い事を考え坂をチンタラ下りて行ったわけ。

視力の良い俺には祥子ちゃんの表情が随分遠くからでもハッキリと認識できた。

祥子ちゃん、俺に気づくとニコニコと笑っている。

俺は10メートルぐらい手前でブレーキをかけてチャリを降りた。

祥子ちゃんはとにかくとても可愛い。

勉強もできるし、町医者の娘だからというわけじゃないけど清楚だし俺的には超ツボな子だったのだ。

でも当時は彼氏がいたんだよね。

彼氏がどんな奴かと言うと、顔はともかくとして、やっぱり勉強が超できる賢い奴だった。

剣道部だったと記憶している。

俺はと言えば、不良グループの中では唯一上位校に行ったとはいえ、祥子ちゃんが行ったような県下随一の進学校に行けるような出来のいい男ではなかった事を告白しておく。

だから不釣合いというのを自認してたというか、分不相応という事を分かってたから俺は祥子ちゃんを猛烈に好きでもコクったりせず、失礼な言い方だが相応な女の子で付き合ってた。

大体厨房のお付き合いなんてそんなもんだろう?

「あれ〜?高橋(俺)くん?ひっさしぶりぃ〜」

って祥子ちゃん。

ママチャリに乗って俺に声をかけてきてくれたんだけどね。

Tシャツ姿の普段着の祥子ちゃんもまた格別に可愛かったのを思い出す。

中学の頃はちょっと細くて少年のような面影もあったんだけど、その時は髪もちょっと伸ばして良い意味でふくよかになってて女らしくなってんの。

「お!おぅ………祥子ちゃんじゃん。すげぇ久しぶり、綺麗なっちゃってて………一瞬分かんなかったよ」

とか調子のいい事言う俺。

偶然の神様のイタズラに滅茶苦茶トキめく俺だった。

っていうか正直ど緊張状態。

あぁ………何で男っつぅもんはツボの女を目前にすると固まってしまうのか。

二の句が全く継げないのだ。

「えぇ?アハハハ高橋くん相変わらず口が上手いねぇ、でもその手には乗らなぁい」

と祥子ちゃん。

正直俺は祥子ちゃんにしばらく見とれて何も言えませんでした………。

すいません。

黙ってる俺を他所に

「ほんと久しぶりだねぇ何してるのぉ?」

と祥子ちゃん人懐こそうに話しかけてきた。

せっかく屈託のない笑顔で俺に話しかけてきてくださったのになかなか次の言葉が続かない。

(う、嬉しいっす)

「え?あぁ………これから浜行ってこんがり焼きに行こうかな………とか思ってさ」

と俺。

ドキマギしながらやっとこさ応えた。

「あぁそうなんだぁ?いいなぁ………海かぁ、せっかく海近いのに私全然行ってないや」

と祥子ちゃん。

「まぁた勉強ばっかしてんじゃねぇの?」

と俺。

ようやく少し緊張が解れてきた。

「ええ?あはは、してないしてない、してないよぉ全然。わたし落ちこぼれだもん」

と謙遜する祥子ちゃん。

この奥ゆかしさが堪らないのだ。

「じゃぁさ!じゃぁさ!い、一緒に行かね?行かね?せっかくだから」

とか俺は言ったね。

ここは普通誘うよな?一応。

とにかく俺はそうした。

ほとんどダメ元っていうか、社交辞令というか期待すらせず誘った。

いや、期待してたら逆に俺は呂律が回らなかっただろうな。

俺根性ないから。

したらさ!したら………したらなんと!

「うん!行く行く!」

って言ったんだよ祥子ちゃんが。

うっそだろぉ?って気持ちだったってマジ。

言ったこっちが驚いたんだから。

無理めな女の子が考えもせずに即答だもん。

マンガじゃないんだからっつぅ。

あぁどうする?

こんな場合どうすればいいの?俺。

全然分かんね。

取り乱す俺だった。

したら祥子ちゃん急に

「あぁ!」

と声を挙げたんだ。

俺はびっくりして祥子ちゃんを見た。

視線の先を追っていくと………。

俺のチャリのカゴにあるビールに辿り着いた………。

「いーけないんだぁいけないんぁー先生にいーってやろぉ」

と祥子ちゃん。

「あぁこれ………親父に頼まれて………」

と咄嗟に苦しい嘘をつく俺。

「プハハハうそくぁーい」

と祥子ちゃん。

(マジでほんと可愛い)

「よぉし!んじゃ私水着取ってくるね、あたし勉強ばっかでクサクサしてたんだっ本当は。それまでにソレ捨てておくようにっ!見つかったら私まで停学になっちゃうんだから」

と言ってチャリで行ってしまわれた。

俺はしばらく遠くなる祥子ちゃんの後ろ姿をポカンと見送っていた………。

(ああ祥子ちゃんやっぱ親父の後を継いで医者になるんだろうなぁ、勉強大変なんだ………)

とか思ってた記憶がある。

ハッっと我に返ると俺はカゴに入ったビールを取り出し開けた。

そしてそれをドブに全部捨てる俺………。

少し温くなってたのかビシャビシャと跳ねるビールが泡立っている。

そ、それより、み………水着っておいおいぃ。

未だかつてこれほど舞い上がった事は記憶にない。

もしかしたら今後もないかもしんない。

俺は灼熱の太陽に後頭部を直撃されながら朦朧とした意識で約束の砂浜に向かったわけ。

バカ女で可愛い子とは付き合った事がある。

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