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婚約者が同期と浮気してた(1/2ページ目)

投稿:2011-12-01 01:00:00

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名無し

もう2年も前の話です。

俺には婚約者がいました。

就職後に飲み会で知り合った女の子で、会った当時はお互い24歳でした。

初めから可愛いなって思ってて、席が隣同士だったのがきっかけで仲良くなり、付き合い始めました。

彼女を仮に真紀子とします。

真紀子は、性格は大人しめで、色白のやや小柄な体格をしていました。

バストはかなり大きい方で巨乳の部類に入り、ウエストは細くヒップはやや大きめで俗に言う"えっちなからだ"でした。

俺が残業から疲れて帰ってくると、料理を作って待っててくれてるような、優しくて気立ての良い女の子でした。

お互い酒が好きな方で、デートの時にはよく居酒屋やバーに行き、楽しく飲んでたものでした。

セックスはお互い初めてではありませんでしたが、体の相性は良く、真紀子は俺とするようになってから初めてイクようになったと言ってました。

付き合って2年半の後、俺に異動の話があり2年ほど地方の支社に行く事が決まったんですが、

「離れるのは辛くて嫌だ、そんな辛い想いをするなら別れる方がいい」

と、真紀子が泣いていた時に、プロポーズをしました。

帰ってきたら必ず結婚しようと話した時の、真紀子の泣いたような笑ったような顔を今でも覚えてます。

結納を済ませ転勤した後も、お互いマメに連絡を取り合い、休みの時は飛行機に乗って会いに行ったものでした。

そして転勤から1年ちょっとほど経ったある日。

俺の兄夫婦の不妊症の原因が、兄の無精子症である事が判明し、俺も検査する事になったんです。

結果は、俺も無精子症でした。

目の前が真っ暗になり、体がガタガタと震えました。

自分の体の欠陥についてのショックも大きかったのですが、真紀子と結婚しても子供が出来ないといった事実が怖かったんです。

真紀子は子供好きな方で、真紀子の姉の子供の写真を見ながら、

「私にも可愛い赤ちゃんが出来るかなー」

と言ってた程でした。

この事が真紀子に判ったら捨てられるかもしれないと思うと、恐ろしくて仕方がありませんでした。

しかし黙っておく訳にもいかず、本来帰る予定の無いその週の週末に、急遽真紀子の所に帰りました。

いつもなら前もって連絡を入れてから帰るんですが、真紀子と話すのがまだ怖かったので、何も伝えないままの帰郷でした。

真紀子の住んでるマンションの前に夜の8時頃着きましたが、真紀子の部屋の明かりは点いていません。

携帯に電話したけど繋がりませんでした。

ドアにも鍵が掛かっており、どうやら外出してるようでした。

この時、俺の元いた部屋は転勤の際に解約しており、帰郷の時は真紀子の部屋に泊まっていた為、彼女が帰ってくるまで居場所がありません。

(合鍵は持っておらず、俺の実家は遠い為わざわざ帰る気がしませんでした)

仕方なく、近くの繁華街に行き軽く食事をした後、馴染みのバーに行って暇を潰す事にしました。

バーの入り口まであと10数メートルまで来た所です。

入り口から見馴れた人物が出てきました。

真紀子でした。

思わず声を掛けようとしたら、真紀子の隣に男がいました。

俺の見覚えのあるヤツで、それは同期入社したSでした。

俺とは結構仲が良く、転勤の前はたまに一緒に飲みに行ってる友達で、既に結婚し子供も一人いました。

真紀子とSは、俺を介しての顔見知りであり、たまに3人で食事をしてた程度の知り合いだったんです。

二人はバーから出てくるなり、腕を絡ませて身体をくっつけあいながら、俺の居た所とは別の方向へ歩いて行きました。

その姿は、どう見たって恋人同士の様でした。

俺は、暫く体が固まった様に動けませんでした。

なんだこれ?

何で真紀子がSと一緒にいるの?

二人を見失いそうになった俺は、ようやく慌てて二人の後を追いました。

追いながら、嫌な予感が一杯でした。

二人が歩いていく方向は、真紀子の部屋があるマンションです。

後をつけていた時の俺の顔、多分凄い顔してたと思います。

すれ違う通行人が、ギョッとした顔をしてましたから。

多分送って行くだけで、その後バイバイなんだろ、今日はたまたま一緒に飲みに行って、真紀子は酔っ払っていると抱きついたりする癖があるから、今はただ酔っているだけなんだ。

だけど違ってたらどうしよう、まさか浮気、不倫じゃないだろうな?

いつから?

もうヤッちゃってるのか?

俺がいない間にいつの間に?

そんな事が頭の中を駆け巡ってました。

追いながら、俺は二人に声を掛ける事が出来ませんでした。

今でも考えると情けないんですが、多分二人を追ってる俺に気付かれる事が凄く怖かったんです。

二人は真紀子のマンションの前まで来た後、立ち止まり小声で何か話している様でした。

何か喋っているのは聞こえますが、内容までは判りませんでした。

別れの挨拶だよな、このあと

「また明日」

って言って、帰るんだよな。

そう考えながら心臓がバクバク鳴ってました。

嫌な汗が体から出ていました。

しかしその後の光景は、思った以上に衝撃的でした。

真紀子がSの首に腕を絡ませると、ぎゅーっと抱き合いながらキスしたのです。

かなり激しいキスでした。

軽い挨拶程度のものじゃありませんでした。

んふ、ふうっと言う吐息が真紀子から聞こえてきました。

俺のよく知っている、感じた時の声です。

Sは片手で真紀子の腰をまさぐりながら、もう片方の手で胸を揉んでいました。

でっかい胸をもまれる度に真紀子の体がビクンッて小さく震えてました。

キスを終えた後、二人はマンションの中へ入って行きました。

真紀子が自分でSの手を取って、です。

その間、俺は身動き一つ取れずに固まったままでした。

間も無く真紀子の部屋の明かりが灯りました。

その時、俺の携帯に真紀子から着信が入りました。

真紀子「もしもし、わたしだけど。Kちゃん(俺の名前)、今日電話した?」

「う…、うん」

真紀子「ごめんね、電話取れなくって。職場の友達と一緒に食事してたの。ちょっと気付かなくって」

「そうなんだ…」

真紀子「もう家に帰ってきて、これから寝るからね。じゃあ、おやすみなさい」

「あ、ちょっと…」

真紀子「きゃっ…、あっ、なに?」

真紀子のどこか狼狽えた様な声が聞こえました。

明らかに、何かされていそうな感じでした。

本当は、何でSと一緒に居るんだって聞きたかった。

何でキスしてたんだって聞きたかった。

しかし、頭と口がまるで繋がってないかのように、俺の口から出たのは、本当につまらないありふれた事だけでした。

「どうしたの?具合でも悪い?」

真紀子「な…、なんでも無い…。うん、また電話するね」

電話が切れました。

もう、その時既に俺は錯乱していたと思います。

傍から見ると、下着泥棒か痴漢としか見えない様な感じで、マンションの塀を乗り越えて、一階にある真紀子の部屋の窓を覗きに行ったんですから。

明かりが点いている真紀子の部屋の窓には、もちろんカーテンがしてありましたが、カーテンの隙間から中の様子を見る事ができました。

そこで見えたのは、下半身丸出しでベッドに座っているSと、Sの股間に顔を埋めている上半身裸の真紀子の姿でした。

ベッドの上には、二人が脱いだ服が脱ぎ捨てられていました。

真紀子はかなり几帳面な方で、服を脱ぐときは必ずハンガーに掛けたり畳んだりするんですが、この時はいかにも急いで脱いだように、無造作に上着とブラウス、そしてブラが散乱してました。

そしてその上には、同じく脱ぎ捨てられたままのSのズボンとトランクスが。

要するに、真紀子の方が真っ先に服を脱いだか、Sに服を剥ぎ取られ、服をたたむ暇も無くSのちんぽにむしゃぶりついていた状態だったのです。

俺の時は、そんな事一度もありませんでした。

転勤して滅多に会えなくなり、やっと会えた時のほぼケダモノのような俺が襲いかかっても、服を整えるまでは必ずお預けをくらってたんです。

凄い喪失感でした。

つまらない事かも知れませんが、俺にも許してなかった事をSに許していた事がすごく嫌でした。

窓には鍵が掛かっており、きっちり閉まっていたため、二人の声はほとんど聞こえませんでした。

しかしその分、目に入る光景は強烈でした。

真紀子は凄い勢いで、Sの勃起したちんぽをしゃぶっていました。

綺麗な髪を振り乱し、小さな頭が大きなストロークで上下に揺れ動いていました。

こちらからは、真紀子の姿は後姿と横顔しか見えず、はっきりとした表情は分かりませんでしたが、Sはほぼ真正面を向いて座っていた為、気持ち良さそうなツラが丸見えでした。

野郎のアノ時の顔なんざ、一生涯かかっても見たくありませんでした。

しかも、相手は真紀子だし。

だけど、二人の行為を覗いてると、嫌でもSの気持ちよさそうな顔が目につきました。

この時の真紀子のフェラチオはすごく情熱的なもので、これと比べると、俺の時のフェラなんか覚えたての初々しい様なものでした。

何でSにはこんなに激しいフェラをしてるんだ?

俺は窓ガラスに張り付き、食い入る様に二人の行為を凝視してました。

嫉妬で歯を食いしばり、後で気づいたんだけど口の中を噛み切って血だらけになってました。

この時すでに俺のナニはパンパンに勃起し、パンツの中は我慢汁でドロドロでした。

Sは何か一言二言真紀子に言った様でした。

すると、真紀子はフェラチオを中断し、Sは頭をこちら側に向けてベッドに横になりました。

お互い全裸になると、真紀子がSの上に覆い被さり、Sの下半身の方へずれて行き、今度は真紀子の体の真正面がこちらに曝された形となりました。

小柄な体に不釣合いな程大きいオッパイが、真紀子の動きと共に重そうに揺れてました。

ピンク色のやや小さ目の乳首が勃起していました。

真紀子は嬉しそうに笑いながら、舌なめずりをしていました。

今まで見た事の無いような、いやらしいメスの顔つきでした。

真紀子はちんぽ全体にまんべん無く自分の唾を垂らすと、その大きな乳房の間にちんぽを挟み込みました。

パイズリです。

始めはゆっくり真紀子の上半身が動き、Sのちんぽを緩やかに刺激していましたが、次第に真紀子の動きが速くなっていきました。

真紀子の乳房は、Sのちんぽを挟んだままの形で歪み、白い肌は自分の唾とSのカウパーでぬめぬめと光ってました。

Sは、パイズリされながら真紀子の乳首をつまんで刺激しているようで、オッパイが上下する度に、両方の乳首が引っ張られたり押しつぶされていました。

その度に真紀子は感じているのか、恍惚とした顔でだらしなく口を開け、舌を突き出し、涎を垂らしてました。

それでも、オッパイの動きはますます激しくなっていきました。

Sが真紀子のオッパイをガッチリわしづかみにすると、自分で激しく腰を振り立てました。

真紀子はその乱暴な刺激に相当感じたのか、締め切った窓ガラスを超えて聞こえてくるほどの大きな声を上げました。

真紀子「あひぃぃぃぃいいいっっ、おっぱいきもちいいぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!」

今まで聞いた事も無い、真紀子の獣のような喘ぎ声でした。

その声を聞いたとたん、俺はパンツの中に射精してました。

自分では何の刺激も与えてなかったのに、です。

思わず膝が砕けそうになるほどの快感でした。

荒い息をつきながら、呆然としてパンツの中に手を入れると、ドロドロした精液が大量に出ていました。

どうやらSもイった様で、真紀子の胸の谷間とオッパイ全体に精液がぶちまけられていました。

真紀子は、胸の谷間に付着した精液をそのままオッパイごと持ち上げて、啜っていました。

谷間に溜まった精液をあらかた啜りとると、今度はちんぽに付いた精液を残さず舐めとっていました。

酷い頭痛がしてました。

胸が痛くて、胃の中身を全部戻しそうなくらいムカムカしてました。

真紀子が美味そうに飲み込んでいるSの精液と、俺の手にベットリと付いた精液を見比べました。

以前、真紀子に一度俺の精液を飲ませた時、すごくむせてしまって大変な時があったんです。

真紀子が涙まで流して苦しそうだったので、もう二度と無理言わないからって必死に謝ったんだっけ。

なのに、なんで今あんなに美味そうに、なんのためらいも無くSの精液を飲み込んでるわけ?

俺って無精子症だから、健康な精液よりかなり不味いのかな?

今思うとそんな事ある訳無いんだけど、その時は本当に真剣に悩みました。

その後、Sが挿入、体位は騎上位からバック、最後は正常位でフィニッシュでした。

ゴムなんてつけてません、思いっきり中出しでした。

真紀子は自分から腰を振りたくって、窓ガラス越しにもはっきり聞こえる大きな声でよがり狂ってました。

大きい、すごい、狂っちゃう、いっちゃう、とか、俺とのセックスではほとんど聞いた事が無いようなイヤらしいヨガり声がガンガン聞こえてきました。

一番ショックだったのは、正常位の時、真紀子とSが舌を絡め合うようなディープキスを何度も交わしてた事でした。

そんな激しいキスを俺以外の男としている所なんか見たくもなかった。

真紀子、自分から求めてたし。

俺は、涙を流し、そして勃起しながらただ覗いているだけでした。

事を終えて、抱き合って寝ている二人を尻目にふらふらと塀を乗り越えた後、俺は二人が最初に出てきたバーに行ってました。

その場に乗り込んで二人に詰め寄る勇気など、その時の俺にはありませんでした。

マスターに二人がここから出てきたのを見たと伝えると、マスターは店が終わって他に客がいなくなった後、色々話してくれました。

俺が転勤になった後、しばらくしてから真紀子がSと一緒にここに来るようになった事。

来るたびに親密さが増していってた事。

酔った真紀子が、Sと何度も抱き合ったりキスしていた事。

たまに俺と真紀子が二人で来る事があったが、その2、3日後には必ずと言っていいほどSと来ていた事、等でした。

俺は呆然と、俺の知らない間にずっと真紀子とSは今日の様な事を繰り返していたのかと、改めて理解しました。

それにしても、俺といつも来ている店を浮気の現場にするなんて、真紀子もSも何考えてんだ?

俺って馬鹿にされてるのかな?

それとも、もう眼中にも無いのかなって思うと、また涙が滲んできました。

マスター曰く、普段俺と来ているこの店でデートすると、二人とも燃えるらしいとの事でした。

マスターは、転勤前に嬉しそうに婚約指輪を見せながら、真紀子との婚約を伝えていた俺が可哀相でなかなか言い出せなかったそうで、それを聞いた後、また俺は泣きました。

二十歳台半ばにもなった男が人前でえぐえぐ泣いているのは、かなり見苦しかったと思います。

その後バーを出ましたが、二人が抱き合って寝ている真紀子の部屋に帰る事も出来ず、その晩は近くのビジネスホテルに泊まりました。

結局、一睡もできないまま朝になりました。

夢や幻覚なら良いのにな…と思いつつ、俺は真紀子のマンションへと向かいました。

そこで見たのは、マンションの入り口から真紀子と一緒に出てきたSの姿でした。

別れ際に、二人は軽くキスをしていました。

ああ…、現実なんだなー…。

ホント、その時の気持ちと言えば、怒りとか悔しいとか情けない等はとっくに通り越していて、ただ哀しい、それだけでした。

名残惜しそうにSに手を振っている真紀子の姿が、まるで他人の様でした。

これが、ただ単にSが真紀子の部屋から出てきた所を見ただけだったら、その場で二人を問い詰める事も出来たんだろうけど、その前の晩に強烈な浮気の現場を見てしまった後では声を掛ける事も出来ませんでした。

結局、その日は真紀子と会う事なく、仕事先に帰りました。

その後の俺の様子はかなり酷かったみたいで、会社の上司から休めと言われたほど憔悴していたようでした。

真紀子からは、普段と変わらない様子で電話が掛かって来ていました。

その日にあった事、今日何を食べたかなどの、他愛も無い話です。

以前は、何でも無い事でもすごく楽しかった会話が、あの時からは苦痛で仕方ありませんでした。

会話の度に、またSと会ったのか、ひょっとしたら今一緒にいて、セックスしながら話してるんじゃないかと、考えたくも無い妄想で気が狂いそうでした。

真紀子からは、俺がかなり気の無い生返事をしていたように聞こえたんでしょうね。

「ねえ、ホントに聞いてる?」

と訊かれた事が、何回もありました。

そう言う事もあって、真紀子は俺の様子がおかしいと感づいてきたんだろうと思います。

あの日から1週間ほど経ったある日、真紀子がこんな事を訊いてきました。

真紀子「ねえKちゃん、最近何か様子が変じゃない?」

「ん?そうかな?」

真紀子「何か電話しても楽しそうじゃないし、Kちゃんから電話してくれてないし」

「…そんな事無いよ…」

真紀子「…ひょっとして、浮気してない?」

「…………」

真紀子、お前がそれを言いますか?

どんな神経してるんだ?

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(2020年05月28日)

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