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落ち込んでいたナツミさんを励ますために初めての海外旅行

名無しさんからの投稿
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前回の話:ナツミさんと海に行った日

ある日、ナツミさんが電話してきて電話を取ると泣いており、何を言っているのか分からない状態だった。

とにかく聞いてあげてその時は収まったが、後日理由を聞いた。

「こないだはどうしたの?泣いてたけど」

「だって…」

中々話してくれませんでした。

「だから話してくれないと分からないよ、ずっと泣いてても」

「もういい、帰って!」

「ちょっと、ナツミさん?ごめん、ゆっくりでいいから」

「◯◯君には言いたくないもん…」

「え?」

「なんでこないだ一緒に居てくれなかったの?」

「何のこと?」

以前、会社で親睦会を開いたときでした。

BBQを近くの公園でして、楽しく過ごしていました。

そこで工場長が夕食も出てる人は出てくれと言っていたのですが、僕は用事があって行きませんでした。

ナツミは夕食にも顔を出したらしいのですが、そこでナツミさんがターゲットになったらしく、飲みの席では工場長の横に座らされてずっと肩や腰に手を回されていたそうです。

ナツミに軽く説明を受け、

「そんなことが…ごめん。大丈夫じゃないよね?」

「当たり前でしょ!」

彼女を守れなかった悔しさがあり、訳も分からずナツミさんを抱きました。

そのままナツミさんは僕の腕の中でずっと泣いて、泣き止むまで抱きました。

「怖かったよ…」

「そうだよね、怖かったよね」

「うん…ずっと近くに居てよね」

どうにか安心させたくて、その日からなるべく仕事終わりはバレないように一緒に家まで送ったり、彼女がしたいことや行きたいことをなるべく答えて嫌な事を忘れてもらおうとしていました。

ただ、それでも少しトラウマになってしまってどうしようかと迷っていたら、偶然チラシに海外旅行の格安チケットがあったのでナツミを誘ってみました。

「ねぇナツミさん、海外行ってみたくない?」

「え?海外?いいけど、少し怖いなw」

「大丈夫だよ。タイだけど一緒に行かない?」

「大丈夫?海外行ったことないし…」

「心配ないさ~」

「それライオンキングのヤツでしょw?もう何ふざけてるのw」

少しずつですがナツミさんも笑顔を取り戻してきたので、少し強引ですが連休があったのでその日に一緒に行くことに勝手に決めました。

「タイ一緒に行くけどいいよね?」

「え?そんな…待ってよ。パスポートも準備しないといけないし」

時間には余裕があったので早速パスポートを申請していく事になりました。

旅行当日、ナツミさんはかなり緊張しており

「タイって大丈夫かな?◯◯君行ったことある?」

「ない!w」

「もう~ダメだよ」

「大丈夫、海外旅行は何回かあるし英語も多少は話せるから」

「ほんと?良かった~」

そして現地に。

早速タクシーでぼったくられそうになりましたが、必死で言ったら通常の値段より安くしてくれて

「すご~い!ラッキーじゃん♡こりゃ頼もしいな♡」

「だから言ったでしょ、大丈夫だって!」

「うん!なんかお得な気分だよね♡」

早速予約していたホテルに。

物価も安いのでホテルは奮発して良いホテルに泊まりました。

「すご~い♡景色見て、見て!綺麗だね♡」

「ほんとだ。想像以上かもね」

「高かったんじゃない?」

「意外に安いんだよ。それが。たまたま見つけてねラッキーだった!」

「よかった。ねぇどうするこれから?」

「早速街中出て見よっか!」

街中に出ると日本人とすぐ分かるので色んなお店の人に声を掛けられていると

「なんか有名人みたいだね!」

「すごいよねwどこのお店に入ろうっか?」

「地元の人が行く所がいいな♡」

適当にお店に入ってビールとそれに合いそうな料理を注文。

「おいしい?」

「おいしい、おいしい!ちょっとクセあるけどw」

ナツミさんは初海外で大喜びで、いつもの笑顔を取り戻してくれました。

お酒も入ったことと、人が多いのではぐれない様に手を取って人混みの中色んなお店を覗いていきました。

「あ!◯◯君あの女性見たでしょ!」

「え!見てないよ」

「見てた、見てた」

「あのピチピチの赤いミニスカ履いてる女の子見てないよw」

「めちゃくちゃ見てるじゃんwも~私だけだからね!見ていいのは!」

「こんな感じ?」(滅茶苦茶接近して)

「近い、近い!今度は見すぎw」

「でも、ナツミさんも嫉妬するんだ?」

「するよ。だって、◯◯君が他のラインに手伝ったりするの嫌だもん」

「なんで?」

「だって他のラインって女性多いし話すでしょ?それに◯◯君、職場での評価高いんだから」

「そうなんですか?」

「そうよ。だからあまり他のラインを手伝ってほしくないの…」

ナツミさんの本音が聞けて嬉しく、少しだけヤキモチをやかせようと敢えて街中の女性を見ていました。

するとナツミさんは僕の腕に抱きつき、沈黙してしまいました。

さすがにこれ以上他の女性を見続けるのは喧嘩になると思って話を切り出し、

「結構歩いたしどうする?まだお店行く?」

「そうだね、ちょっと疲れたかも、ホテル戻ろうか?」

僕たちはビールだけ買って部屋に戻り、ビールを飲みながら景色を見ていました。

「やっぱり綺麗だね♡初めてこんな素敵な場所に来たよ♡」

「そう?嬉しいな、よかった。一緒にナツミさんと来れて」

「◯◯君…」

「ん?」

振り向いたナツミさんは少しだけ涙を流していました。

僕は工場長の事でも思い出したかと思って急いでナツミさんを抱いて

「どうしたの?泣かないよ。そうだお風呂入ろっか」

お風呂に入ったら気持ちも落ち着くと思って一緒に入り、後ろからゆっくりと抱き着くと、ナツミさんは甘えるように全身を僕に預け、振り向いて上目遣いになって

「今日は楽しかった♡明日も楽しもうね♡」

「うん。どこ行きたい?」

「そうだな~やっぱり寺院かな、涅槃像も見たい♡」

お風呂も上がりベットに入ろうとすると、急に押し倒されてキスされました。

ナツミさんはなぜか涙を流しながらずっと僕に唇を押し当ててそのまま。

「ホントに嬉しいよ。幸せ♡◯◯君大好き♡」

「ちょっと、どうしたの?いつもより激しいよ」

「いいから◯◯君はそのまま♡」

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